【夫の不倫を忘れたい!】私を取り戻す一人時間の本当の意味

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目次

一人の時間が怖いと思うあなたへ

「夫の帰りがいつもより1時間遅い……」

そんな時、あなたの心はどんな気持ちで支配されますか?

「何かあったのかな?」という心配。
そして、「また裏切られているんじゃないか」という疑惑と不安。
一々押しつぶされそうになって、スマホを握りしめてしまう……。
そんな苦しい時間を過ごしていませんか?

不倫されて途方に暮れている時、カウンセリングなどでよく言われるのが「自分時間を持ちなよ」「趣味を見つけなよ」というアドバイス。
でも、正直に言えば「そんなことできたら、とっくにしてる!」って思いますよね。

私だって夫を責めたくないし、忘れたい。
なのに、
頭の中が夫のことで埋め尽くされていて、どうしようもない。

実は、闇雲に趣味を探しても全く意味はありません。
今回は、元サレ妻の私が、夫への執着を手放し、心がワクワクで満たされるようになった「一人時間の本当の意味」についてお話しします。

カウンセラーの「自分時間を持とう」が苦痛だった理由

不倫発覚後、ズタズタになった心を抱えてカウンセリングに駆け込んだ時、私はあるアドバイスを受けました。

「ご主人は、奥様からの気持ちが重いと感じていますよ。再構築をしたいと思うのなら、一度その気持ちを手放しましょう。ご主人を責めるのをやめて、ご自身の時間を大事に、自分時間を持つようにしてください」

専門家からのその言葉に、当時の私は目の前が真っ暗になり、激しい苦痛を感じました。

「自分時間を持とう」
「趣味を見つけよう」

誰かに相談するたびに、8割方返ってくるこの言葉が、当時の私にはどうしても受け入れられなかったのです。
なぜなら、そのアドバイスは私の現状からはあまりにもかけ離れた、実現不可能な無理難題に思えたからです。

「そんなこと出来たら、とっくにしてる……!」

心の中で、そう叫ばずにはいられませんでした。
私だって、毎日毎日夫を責め立てたいわけではありません。

できることなら、あの裏切りの事実をすべて忘れてしまいたい。
スマホの画面を睨みつけたり、夫の帰りの遅さに一喜一憂したりする、こんな苦しい毎日から一刻も早く抜け出したいと、誰よりも願っていたのは私自身です。

でも、出来ないのです。
当時の私の頭の中は、24時間365日、1分1秒たりとも隙間がないくらいに「夫」の存在で埋め尽くされていました。

「今、どこで誰と何をしているんだろう」
「また裏切られているんじゃないか」
「私の何がいけなかったんだろう」

そんな負のループが脳内を支配している状態で、「さあ、自分の時間を楽しみましょう」「新しい趣味を見つけましょう」と言われても、それはただの拷問でしかありませんでした。

心が満身創痍のときに、無理やりヨガに通ったり、興味のない習い事を始めたりしたところで、その時間の中でさえ考えてしまうのは夫のことばかり。
お気に入りの音楽を聴こうとしても、歌詞の一節に夫の不倫を重ねてしまい、余計に傷つくことだってあります。
これでは「自分時間を楽しむ」どころか、ただ場所を変えて夫への執着を反芻(はんすう)しているだけで、何の解決にもなりません。

私がこのアドバイスに強烈な苦痛を感じていた本当の理由。
それは、「自分時間を持つこと」が、まるで「夫を強制的に頭から追い出す作業」のように思えて、恐怖を感じていたからです。
執着している時の私にとって、夫のことを考えない時間は、まるで自分の命綱を自ら手放すような不安を伴うものだったのです。

まずは、その「どうしても夫のことで頭がいっぱいになってしまう自分」を、否定せずに受け止めることからしか、本当の一歩は始まりません。

闇雲な趣味探しはNG!「一人時間」の本当の意味

カウンセラーや周囲からの勧めに応じて、必死に趣味を探そうとするサレ妻さんはとても多いです。
しかし、まだ頭の中が夫の不倫という衝撃で支配されている時に、闇雲に新しい趣味を探そうとしても、実はまったく意味がありません。

なぜなら、傷ついた心を無理やり奮い立たせて作り出した趣味に、最初から没頭できるわけがないからです。

例えば、無理に映画を観に行っても、ストーリーが全く頭に入ってこず、劇場の暗闇の中で結局は夫の不倫発覚時の修羅場を思い出して涙を流してしまう。
あるいは、流行りの資格勉強を始めてみても、テキストを開いた瞬間に「夫は今頃あの女と……」と邪念が湧いてきて全く集中できない。

結局、その新しい趣味に費やしている時間の中でさえ、四六時中夫のことを考えてしまうのであれば、それは意味がないどころか、「やっぱり私は何をやってもダメなんだ」「趣味すら楽しめない」と、余計に自分を責める材料になってしまうだけなのです。

では、なぜ多くのカウンセラーは「自分時間を持とう」とアドバイスするのでしょうか。
その言葉の「本質」に気付いた時、私の視界はパッと開けました。

アドバイスの本質は、単に「暇な時間を作って何かで埋めろ」ということではありません。
「夫のことを考える時間を結果的に減らし、もう一度『自分』と向き合う時間を作る」ということだったのです。

私たちは、夫に裏切られたその瞬間から、自分の人生の主導権をすべて夫に明け渡してしまっています。
「夫がどう行動するか」によって、自分の1日の機嫌が決まり、人生の幸せが左右されてしまう。
これこそが「執着」の正体です。

つまり、一人時間の本当の意味とは、夫を無理やり頭から追い出すための時間ではなく、「夫一色に染まってしまった脳内に、少しずつ『自分』という色を取り戻していくための時間」なのです。

主語を「夫」から「私」に戻すこと。
夫が何をしているかではなく、「今、私は何を感じているか」「私は何がしたいのか」に意識の矢印を向け直す。
そのために一人時間が必要なのです。

だからこそ、まだ心が拒絶している時に「新しい何か(趣味)」を外から持ってくる必要はありません。
それよりもまず、外に向きがちな矢印を内側へと向け、自分自身の心の声に耳を傾ける「自分探し」から始めることが、執着のループから抜け出す本当の第一歩になります。

夫への執着を手放す「自分探しワーク」のススメ

夫一色になってしまった頭の中に、もう一度「自分」を取り戻す。
そのために私がおすすめしたいのが、無理やり趣味を探すのではなく、これまでの人生を振り返る「自分探しワーク」です。

やり方はとてもシンプル。
ノートとペンを用意して、あなたの「本当の好き」と「本当の嫌い」をただひたすら書き出していく、それだけです。

「夫の不倫を解決すること」ばかりに脳のエネルギーを100%使っていると、自分が本来どんな人間だったのかさえ分からなくなってしまいます。
だからこそ、主語を「私」に戻すために、あえてこれまでの人生を棚卸ししてみるのです。

今まで生きてきて、本当は好きだったけれど、結婚して、育児や家事に追われる中で時間がなくて出来なくなってしまったこと。
本当はやってみたかったけれど、「どうせ無理だから」と諦めてしまったこと。

そんな記憶の引き出しを、一つひとつ開けていきます。

ちなみに、当時の私が実際に書き出した内容は、このようなものでした。

【私の嫌いなこと】
時間の束縛
うるさい空間、人混み
行動の強制
嘘や裏切り

【私の好きなこと】
観葉植物(多肉植物)を育てること
静かなカフェで過ごすこと
友人とカラオケに行くこと
お菓子作り
部屋の模様替え
読書

最初は「不倫されてこんなに苦しいのに、好きなことなんて思い浮かばない」と思うかもしれません。
ですが、どんなに小さなことでも構いません。

「静かな空間が好き」
「自然に触れると落ち着く」
「美味しい珈琲を飲んでいる時が幸せ」

そんな風に、過去の自分が心地よいと感じていた瞬間をポツポツと書き出していくうちに、不思議と心がじんわりと温かくなり、どこかワクワクした気持ちが蘇ってくることに気付くはずです。

このワークの素晴らしいところは、書き進めるうちに「あぁ、夫がいなくて不安な時間は、この『私の好きなこと』のために使えばいいんだ」という新しい選択肢が、自分の中にハッキリと見えてくる点にあります。
新しく作った付け焼き刃の趣味には没頭できなくても、元々自分が「好きだった時間」や「やりたかったこと」であれば、心は自然とそちらを向いてくれます。

多肉植物の可愛い芽を眺めている数分間
お菓子作りの計量に集中している10分間
静かなカフェで小説をめくる30分間

それらに少しずつ夢中になる時間が増えれば増えるほど、比例するように「夫のことを考えなくてもいい時間」が作られていきます。
こうして脳内に「夫以外の居場所」をたくさん作っていくことこそが、夫に対する過度な執着を、自然と減らしていく唯一のルートなのです。

私が夫に協力してもらい、感謝が湧いてくるまで

自分の「好き」と「嫌い」が明確になったら、次はその心地よい時間を作り出すために、周囲、そして何より夫に「協力」してもらうステップへと進みます。

「不倫した夫に協力を頼むなんて……」と思うかもしれません。
しかし、自分の心を取り戻し、夫への執着をなくすためには、一人で抱え込まずに周囲を巻き込むことが不可欠なのです。

私の場合は、まず「嫌いなこと」を排除するための行動を起こしました。

嘘や裏切りは2度としないよう夫に改めて強く釘を刺し、同時に、私に時間の束縛や行動の強制を強いてきた両親に対しては、自分の足で立つために直接「これ以上は踏み込まないでほしい」と思いを伝えました。
そして、自分が疲弊してしまう「うるさい空間」や「人混み」を極力避け、自分を落ち着かせる「一人時間」を確保するために、夫に具体的な協力を頼むようにしたのです。

ときには、心がざわざわして「今すぐ静かな場所に行きたい」と思い立ち、夜遅くに家を出ることもありました。
その時は、夫に「子供たちをお願いね」と預け、夜の静かなカフェで一人、読書に没頭しました。

またある時は、友人と出かけてリフレッシュするために、休日に丸一日家を空けさせてもらうこともありました。
急に思い立って部屋の模様替えを始め、重い家具の移動を夫に手伝ってもらう日もありました。

これらを、夫は嫌な顔をせず、すべて協力してくれたのです。

不倫発覚直後の暗闇の中にいた頃は、夫の一挙手一投足が許せず、責める言葉しか出てきませんでした。
しかし、夫の協力を得て、自分が「好きなこと」に満たされる時間を過ごしていくうちに、私の心の中に驚くべき変化が生まれ始めました。

頑なだった心が少しずつ潤いを取り戻し、満たされていくと、あんなに憎らしかった夫に対して、自然と「あぁ、ありがたいな」という本物の感謝の気持ちが湧いてくるようになったのです。

無理にひねり出した感謝ではありません。
自分の「好き」を守ってくれた夫に対する、心の底からの感謝です。

すると今度は、その感謝を夫に返したくなってきました。
夫が仕事で疲れている時に、彼の好きなお菓子を手作りして仕事場に届けてあげたり、「いつも子供たちを見てくれてありがとう。今度はあなたが自由な時間を使ってね」と、夫の自由を心から願えるようになったり。

夫への執着から始まった一人時間が、自分を癒やし、夫への感謝を生み、さらには夫への思いやりへと循環していく。
自分自身が、目に見えて柔らかく変化していくのを肌で実感した瞬間でした。

まとめ:まずは数分から。あなたの「好き・嫌い」を書き出してみよう

夫の不倫という深い傷を負った今、「自分時間を大切にする」「夫への執着を手放す」というのは、とても難しく、気が遠くなるようなことに思えるかもしれません。

でも、最初から完璧にできなくていいのです。

「夫を驚かせるような立派な趣味を見つけなきゃ」と意気込む必要はありませんし、何時間も夫のことを忘れようと無理をする必要もありません。
まずは、本当に小さな一歩、数分でできることから始めてみませんか?

今すぐお気に入りのノートを開いて、あるいはスマホのメモ機能を使って、あなたの心が感じる「好き」と「嫌い」を、思いつくままに書き出してみてください。

「人混みに行くのは、本当はすごく疲れるな」
「綺麗な景色を見るのは好きだな」
「お気に入りのマグカップで、温かいココアを飲んでいる時間はホッとするな」

そんな、日常の些細なことで十分です。
そのノートに向き合っている数分間こそが、あなたが夫に明け渡してしまっていた人生の主導権を、自分の手に手繰り寄せている大切な時間です。

少しずつ、少しずつ、自分の「好き」で心の器を満たしていきましょう。
あなたの心が潤いで満たされたとき、頑なだった夫への気持ちや、張り詰めていた空気は、驚くほど自然に柔らかくなっていきます。

お互いの一人時間を大切にできるようになると、やがて「二人で過ごす時間も、また楽しみたいな」と思える、本当の夫婦の絆を取り戻す未来が見えてきます。

まずは今日、自分のために、ほんの少しだけ時間を使ってあげてくださいね。
あなたの新しい一歩を、心から応援しています。

今を懸命に生きるあなたへ。

あなたの「嫌いなこと」は何ですか?
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この記事を書いた人

夫に不倫されて晴天の霹靂...
自分を責めてしまう女性へ。

何かに依存する人生から卒業して
自立して過ごせる方法を
お伝えします。

今を大切にする考え方で、
人生最大の困難を明るい未来へ。

・アドラー流メンタルトレーナー
・HSPカウンセラー
・作業療法士

私自身も、HSP気質であり
ACの過去を持ち、
共依存・カサンドラ症候群
という人生でした。

今、10年以上苦しんだ
夫との関係性を修復し
実体験から編み出した講座で
過去の私と同じ苦しみを
抱く女性に心理学を
お伝えしています。

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