【許せない過去を手放す】フラバを乗り越えた先の自分時間

フラバを我慢する癖がついたあなたへ

「許すと決めたら、もう聞いちゃいけないよね..」
「聞くなら、離婚とか言われるし..」

そんな風な気持ちに悩まされていませんか？

不倫に関することを聞こうとすると、どう聞けばいいのか悩むことってありますよね。

実は、過去の私も、聖に不倫の事実を聞きたい衝動にかられた時、「聞いたらまた不穏な空気になる」ということに怯えていた時もありました。

本当は、
聞きたいことは沢山あるのに、聞けない。
自分の感情を大切にしたい、と思うのにできない。
それは、あなたが悪いわけではないんです。

この記事では、「フラバを我慢する癖がついた」という悩みに対して、【許せない過去への向き合い方】という話を心理学と脳科学的な観点から、解説していきます。

記事の後半では、
10年を超えるギャンブル依存症夫との共依存関係～半年間の不倫～さらに依存症スリップによる借金までされた私が、今現在の夫婦仲を獲得するまでに至った経緯と共に、

『責める私も許しちゃえ』という実体験を含めてお話していきますので、最後まで、お読みいただけると嬉しいです。

許せない過去への向き合い方

夫の不倫は、結婚生活において最も衝撃的な出来事の一つであり、その影響は長期にわたって苦しむことが多いものです。
このような状況では、互いの信頼関係は崩壊し、日常生活における様々な出来事にも不安を感じることが増えてしまいますよね。

どこかに訪れても、「これは不倫相手とも行ったのかな？」と勘ぐってしまう。
これが、フラッシュバックであり、思い出した記憶が残ることで、より重い負担になってしまう。

このような苦しみを怖れながら、寛容や受容をすることで関係性の再構築とする場合も多いですが、容易なことではありません。
けれど、多くの人は、どうにかしてその課題を乗り越えようと自力で奮闘します。
本当に大切なのは、自分自身を大切にし、自分の気持ちを正直に認識することなのに、です。

フラバが訪れたとしても、それを遠慮してはいけない。
過去の痛みを、見て見ぬ振りは出来ないんです。

信頼できる友人や、カウンセラーに話すことで、感情を外に出すことは出来ます。
孤独感を拭うことや自己理解も出来れば、フラッシュバックに対する恐怖感も軽減していきます。
不倫の傷はすぐには癒えませんが、その痛みを乗り越える方法は間違いなくあるんです。

みんなが抱く心の傷

人は人生において、様々な衝撃的な出来事が起こりますよね。
心の傷は他者に見えにくい分、周囲に理解されにくい。
外見上は、普段通りに振る舞っているように見えても、内心では深い傷を負っているかもしれない。
このような状況下で、一人で頑張ろうとすると、孤独感が心の傷をより深くしてしまうんです。

だからこそ、心の傷を抱えている時の感情を、否定しない。
怒りや不安が自分の中にあることを認め、それ自体に偏見的な思考を抱かない。
日記を書くことが一番おススメですが、難しければ、カウンセリングなどを通して感情を言葉にする練習をすると良いと思います。

感情には波があるので、落ち込んでいる時もあって当然。
少し元気な時に頑張ればいい。
一人で背負う必要はないんです。

許せない過去を手放す方法

許せない過去に悩んでいる方にとって、心の傷を癒やし、先に進むためのステップはとても重要です。

過去の出来事による痛みや怒り、そういった感情を否定せずに素直に認識する。
そういった感情に向き合うことは、非常に勇気がいる作業ですが、感情を無理に押し込むと長期的には心身ともに悪影響。
感情を日記にするなり、誰かに話すなり、感情を解放するということをしてみましょう。

そして、過去の出来事を別の視点から見てみます。
「何か見逃した事実はないかな？」「もっと別の見方はないかな？」など、今の自分の考え方に囚われない方法を考える。
その上で、未来に目を向ける。

夫婦として向き合えない、向き合う勇気がないというのであれば、今は自分にベクトルを向ければいい。
新しい趣味の発掘や、自己成長のための行動を行うことで、自分の人生の可能性を拡げることが出来ます。

これらの３つのステップを実践することで、許せない過去を手放すキッカケとなり、心の平穏を取り戻すことが出来ます。
一人だと、時間はかかりますが、自分を冷静に捉え、そのプロセスを楽しむことで、人生が豊かに変わっていきますよ。

【実体験】責める私も許しちゃえ

～2023年7月ブログより

私達夫婦は、一年前こそ喧嘩ばかりでしたが、今はほとんど喧嘩をしません。

よく
「フラバしないんですか？」とか
「なんで許せるんですか？」とか
聞かれますが..

フラバはしないけど、許してはいないですよ。
だって不倫なんてことをしでかした聖のこと、一生許せる訳ないです。

許せるか許せないかじゃなく乗り越えられるか

だから、たまに聞いたりもします。
昨日は、「発覚した日に私が家出しなかったら、水面下になってたの？」と爆弾投下。

案の定の答え➡「そうかもね。」
私にとってその答えは予想通りだったので、落ち込みもしないし、眠れなくなったりもしません 。

もうすぐで不倫発覚から2年経つというのに、聖の過去を探ろうとすると、怪訝そうな顔になるし、席を立ちます。
これには、何年かかるかわからない。
今の私にとっては、そんなことはどうでもいいんです。

だって、過去のことだから。

現実的な今を考える

夜に問いただして、寝不足になる時間も、もったいない。
限られた時間をそんなことに使うのは、本当にもったいないと思うようになりました。
不倫のことを聞かれて機嫌悪くなるのは聖の勝手だし、それを聞いたことに対する罪悪感を私が抱く必要もない。

だって、不倫した人が悪いんだも〜ん！

だからいつでも悪気なく聞くし、急に爆弾投下します。
けれど、お互い寝れば治るし長くても、一日は引っ張らない。

何が変わったのかと聞かれると、『自分に優しくする』に尽きると思います。
そして、落ち込みすぎない私を見て、聖も自分の内側だけを見ることが出来ているのかなと思います。
ちなみに今の日常は、夫婦一緒のイチャイチャ時間よりも圧倒的に自分時間が多いです。

まとめ：心の平穏を忘れて、自分時間を満喫する方法

いかがでしたでしょうか？
もしあなたが、未だに自分時間を不倫なんてものに奪われているのであれば、そろそろ心の平穏を取り戻したいと思いませんか？

現代社会は、忙しさやストレスに押し流されることが多いですが、心の健康を維持するためには、自分自身に目を向けることが必要です。
夫の不倫を一つのキッカケとして捉え、自分だけの時間を楽しむ勇気を出してみてほしい。

日常生活で、自分の欲求や希望を後回しにしがちなのであれば、少しでも優先順位を自分に向けましょう。
忙しい日々の中でも、小さな休息時間を取り入れることも大切にしましょう。
何気ない日常の中に、あなただけの『好き』をたくさん探しましょう。

夫婦再構築は、あなたが生きやすくなるスタートラインに過ぎません。
もっとあなた自身が楽に生きられるよう、サポートいたします。