【猛暑と不倫の記憶】 再構築2年、40歳の誕生日に感じた夫の優しさ

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アドラー流メンタルトレーナー

登場人物

詩織:私(元作業療法士)
和恵:母(看護師)
誠:父(臨床工学技士)
聖:夫(自動車整備士)
幸:長男
花:長女

夏:不倫相手

目次

私の夫は共感力0!と悩むあなたへ

「どうしてわかってくれないの?」
「こんなに長い間一緒にいるのに!」

そんな風な気持ちに悩まされていませんか?

すれ違いばかりの日々が続くと、自分が一人で生きているような孤独感に襲われることもありますよね。

実は、過去の私も、40歳の誕生日に聖と重たい空気になり「どうしてわかってくれないの!」と思った時もありました。

本当は、
阿吽の呼吸で動ける夫婦になりたい、と思っているのになれない。
互いに思いやりを持った夫婦になりたい、と思っているのになれない。
それは、あなたが悪いわけではないんです。

この記事では、「私の夫は共感力0!」という悩みに対して、【猛暑とともに蘇る2021年の記憶。夫の不倫と孤独に震えた夏】という話を心理学と脳科学的な観点から、解説していきます。

記事の後半では、
10年を超えるギャンブル依存症夫との共依存関係~半年間の不倫~さらに依存症スリップによる借金までされた私が、今現在の夫婦仲を獲得するまでに至った経緯と共に、

『40歳の誕生日のすれ違い。夫が考えてくれた「私を喜ばせる方法」』という実体験を含めてお話していきますので、最後まで、お読みいただけると嬉しいです。

猛暑とともに蘇る2021年の記憶。夫の不倫と孤独に震えた夏

外に出るだけで息が詰まるような、まとわりつく熱気。
アスファルトから立ち上る陽炎を見るたび、私の心は決まって記録的な猛暑の夏へと引き戻されます。
当時の北海道は、信じられないほどの暑さが続いていました。

もともと暑がりの私は、その気候だけで体力を削られ、心に余裕をなくしていました。
幼い子供たちを守ることに必死で、夫への関心は二の次。
それどころか、少しでも肌が触れることすら鬱陶しく感じてしまうほど、私は余裕を失っていたのです。

「暑いから、今日は無理..」

夫が求めてきたスキンシップを、私は何度そうやって冷たくあしらったでしょうか。
冷房の効いたリビングで、子供たちと川の字になって眠る夜。
涼しさと安らぎの中で眠る3人とは対照的に、夫婦の寝室で一人、熱帯夜を過ごす夫の背中を、私は「一人の方が広くていいでしょ」くらいにしか思っていませんでした。

けれど、その静まり返った暗闇の寝室で、夫は私が知らない世界に没入していました。
オンラインゲームの画面越しに、そして深夜のLINEで、私ではない別の女性と親密な時間を積み重ねていたのです。
私が子供たちとの眠りに落ちている間、夫は熱を帯びた指先で、画面の向こう側にいる彼女に甘い言葉を送っていました。

「あの時こうしていれば…」繰り返す後悔と、今も消えない心の傷

再構築を決め、平穏を取り戻そうとすればするほど、過去の自分を責める声が頭の中で再生します。
不倫発覚後の数年間、私は何度「過去」という名の迷路に迷い込んだかわかりません。

「あの夜、夫の誘いを断らなければ、彼は外に目を向けなかったのではないか」
「私がもっと可愛げのある妻で、暑い夜も無理をして寄り添っていれば、この悲劇は防げたのではないか」

そんな考えが、毒のように心に回ります。
思い出すたびに喉の奥が熱くなるような、吐き気を伴う後悔。

サレ妻という立場になると、不思議なほど自分を責めてしまう時期があります。
悪いのは裏切った夫であり、境界線を踏み越えてきた不倫相手であるはずなのに、どうしても“私に欠陥があったからだ”という結論に逃げてしまうのです。
そう思わなければ、夫という人間を信じ直すことが怖かったのかもしれません。

けれど、私が一緒に寝ていようが、どれほど献身的に尽くしていようが、夫の心に潜んでいた『隙』『弱さ』は、遅かれ早かれ外へと漏れ出していたはずです。
私が自分を責めることで、夫の罪を軽くしてあげる必要なんて、どこにもなかった。

「私を大切にして!」という執着を捨てて見えた、再構築の新しい形

後悔とは、過去を書き換えようとする無駄な抵抗です。
あぁ、あの時こうしていれば..
あぁ、1年前のあの日は..
そうやって過去の断片を繋ぎ合わせても、今、あなたの手元にある現実は変わりません。

「今となってはどうでもいい」と思えるようになるまで、本当に長い時間がかかります。
でも、今の私が、そう思えるようになったのは、投げ出したくなるような絶望の中でも、『今』を諦めなかったからです。

過去の傷痕は消えません。
ふとした瞬間に、冷たい水が背中を伝うような感覚で、あの夏の後悔が蘇ることもあります。
でも、その傷を抱えたまま、私は2023年に40歳になりました。
かつての孤独に震えた夏を乗り越えたからこそ、今の夫の小さな変化や、家族で過ごす平凡な時間の尊さが、痛いほど鮮明にわかるようになったのです。

では、『今』を生きることを諦めなかった、私の行動を簡単にお伝え致しますね。

1.コントロール思考の卒業

再構築の初期に、ほとんどのサレ妻の方は、「私を傷つけた分、あなたが埋め合わせてよ」という見返りを求めてしまいます。
記念日へのこだわりや、身体的接触の強要..
全てが、『夫を愛しているから』ではなく「安心させてほしい」という執着に他ならない。

そういった自分の不安を埋める為に夫をコントロールすることを止めた時、初めて対等な関係性が見えてきます。
『大切にされているかどうか』を常に確認するのではなく、『自分が自分を大切にすること』
そうすることで、夫の反応に一喜一憂しなくなり、コントロール思考を抜け出すことが出来ます。

2.期待ではなく感謝で受け取る

特別な日の派手な演出を期待することを、止めること。
そうすることで、日常に散りばめられた夫の『自然な優しさ』が目に入るようになります。
何かしら欲求するのではなく、夫の日常の言葉の裏にある夫なりの愛情に気付く努力をする。
そうするだけで、自分の理想のカタチと違ったとしても、夫の主体性を尊重できるようになります。

3.素直な本音を伝えることに怯えない

「嫌われたくない」という恐怖から顔色を窺うのではなく、自分の本当の気持ちを言葉にすることが最大のカギ。
「疲れているからゆっくりしたい」と理由を添えて伝えることを、当たり前に行えるようになることで、夫に考える余地を与えることが出来るようになります。

「本音を言っても、この人は私を嫌いにはならない。」と思えることが、夫婦再構築における『信頼関係の回復』のゴール。
そうすることで、自分の気持ちを伝えた後の相手の答えに怯えたり、不機嫌になって黙る『察してちゃん』になるのではなく、自分に素直に生きること自体に価値があると思えるようになるのです。

【実体験】40歳の誕生日のすれ違い。夫が考えてくれた「私を喜ばせる方法」

じりじりと肌を焼くような、容赦ない日差し。
私にとっての暑すぎる夏は、単なる猛暑の記憶ではありませんでした。
2021年の夏。
北海道が記録的な暑さに包まれていたあの夏、私の家庭は、静かに、けれど確実に崩壊へと向かっていました。

同じ屋根の下にいるのに、心はどこまでも遠い。
冷房の効いたリビングで子供たちと眠る私の隣に、聖はいませんでした。
一人きりの寝室で、彼は夜な夜な、夏と愛を囁き合っていたのです。

「あの時、もっと寄り添っていれば..」
「聖の誘いを、断らなければ..」

あんなことにはならなかった?

消えない後悔フラッシュバックに、何度も心がちぎれそうになったあの日から早4年。
40歳という節目を迎えた2023年の誕生日は、派手なプレゼントも、豪華なディナーもありませんでした。
けれど、そこには、あの頃喉から手が出るほど欲しかった、『本物の安心』がありました。

不倫という地獄を潜り抜け、再構築という険しい道を歩んできた私たち。
意地を張り、ぶつかり合い、それでも“もう一度信じたい”と願った先に待っていた、不器用で温かい聖の優しさについてお話ししようと思います。

今、暗闇の中で「自分だけが幸せになれない」と震えているあなたへ。
この物語が、少しでもあなたの心を温める光になりますように。

後悔し続けた2021年の夏の記憶

~2023年7月のブログより

暑い毎日が続く、こんな日に思い出すのは、聖が不倫をした2021年。
北海道は猛暑日を記録していました。

暑がりな私は、只でさえスキンシップが少ないのに、更に聖にくっつかなくなった。
聖がくっついてきても離れるし、子供達とクーラーがあるリビングで3人で寝ていました。

そんな中、夫婦の寝室に一人で寝る聖は、夜な夜な夏とのオンラインゲームとLINEを繰り返し、親密な関係になった。
水遊び日和の日には、夏を近所の公園に誘い出し、私と子供達の前で、さも初対面かのように話していた。
その人が不倫相手だなんて思いもしない私は、聖と愛犬(と夏)を残し子供達と3人で先に帰宅した。
この日のことは、何度も何度も後悔しました。

一緒に寝なかった日々も..
聖の誘いを断った夜も..
夏と残した公園も..

でも、そんなの後悔しても遅いし、私がその時どう頑張っていても、きっと聖は不倫をする人だった。
あぁ、あの時こうすれば・・とか
あぁ、1年前のあの日は・・とか
そんなことは、もう今となってはどうでもいいこと。

だって今、すごく幸せだから。

言わなくても気付いてほしかった過去

2023年7月..40歳を迎える私の誕生日。
28日になった時に、「お誕生日おめでとう」とキスはしてくれました。
28日が誕生日でしたが、そのために休みを取るような私達夫婦でもないもので..
そこから一番近い週末の二連休に、その日の予定を話していました。

金曜日の朝、起きた時に、「明日ゲーセンでも行く?」と聖。
私、元々人混みは苦手です。
そして、数日の暑さにやられて、“自宅でのんびりしたい”と心の中で思っていました。

だから、わざわざ人混みの中に行くなんて考えはなくて
(どうせ出かけるなら..)(どうせお金を使うなら..)
「数時間でもいいからラブホに行って、聖とのんびり過ごしたい。」
と伝えました。

聖は、それを聞いて少し表情が暗くなりました。
朝食中も、出勤中も、その理由をずっと考えてた。
私は聖とイチャイチャしたい訳ではなく、日々の喧騒から逃れたかった。
もちろん涼しい環境で、くっつきたいというのもなくはないけれど..とにかくゆっくり過ごしたかった。

不器用な夫の優しさ

じゃあ、聖は何でゲーセンに誘ったんだろう?
きっと、子供たちも一緒。
夜は家族で回転寿司に行くって決まっていたから、私は二人の時間が欲しかったのに..。

出勤前の車内で、聖から口を開きました。
「別にラブホでもいいんだ。」
「俺は詩織が、UFOキャッチャー好きになったのかなって思ったから。」
「夏休みだし、子供たちも喜ぶかなって思ったから。」

“そうゆうことだったのか!”とすぐに納得しました。

確かに私は再構築し始めて、聖と色んなデートに行く中で、二人でUFOキャッチャーをすることが好きになった。
聖は昔からゲーセンに行く人だったから、UFOキャッチャーも上手。
取れた時は、いつも素直に喜んでたし、ベタ褒めしてた。

そんなエピソードもあって、聖は『自分にしかできない私を楽しませる方法』を考えてくれていたんです。
私だけじゃなく子供達のことも..
でも、私は自分のことしか考えていなかった。
その時は自分の気持ちの折り合いがつかなくて、行ってきますのキスをした後、LINEで「帰りまで考えるね」と伝えました。

すれ違う思いやりの行動

その日は忙しい日で、退勤の時にはすっかり忘れていた私。

家族から誕生日ケーキのお祝いもあり、何事もなかったかのように過ごしていました
すると聖が、和恵に「明日、詩織と少し出かけてもいいですか?」と聞いてくれました。
両親は私から言うと、あまり快く了承しませんが、聖から言うと、二つ返事でOKしてくれることが多い。
聖から、行動してくれたことがすごく嬉しくて、同時に自分のことしか考えていなかった私自身を恥じました。

その日の夜。
聖に伝えました。

「私は最近疲れてたから、二人でゆっくりしたかったの。」
「特にイチャイチャしたいとかそうゆうことではなくて、単に人混みが嫌だったの。」
「でも、聖が私の想いを尊重して、お母さんに聞いてくれた。」
「それだけで十分だった。」
「自分のことだけ考えてごめん。」
「明日、ウチでゆっくり過ごしたい。」
「暑いから、4人でソフトクリーム食べに行きたい。」

素直に全て話したら、「わかったよ。」と笑顔で抱きしめてくれました。

当時の私からのメッセージ

再構築したての頃は、

私・聖の誕生日
バレンタイン・クリスマス
再構築記念日(22日)

ありとあらゆる節目には、繋がることを要求していました。

無意識の内に、「私を大切にしてよ」と押し付けていました。
でも今は、そんなことは考えなくてもいいんです。

聖が自然に私や家族のことを思って、行動してくれるから。
聖は何も言わなくても、自然に動いてくれるから。
私が私の気持ちに、素直になればいい。

聖がしてくれたことに、
嫌だと思うならそう伝えればいい。
嬉しいと思うならそう伝えればいい。

もう絶対に、嫌われることなどないのだから。
素直に伝えたことで、1日ゆったりと過ごせました。
ソフトクリームも4人で食べました。
夜には6人で、回転寿司を食べました。

もう相手の答えに、怯える必要はないんです。
自分の気持ちに、素直に生きていいんです。
40歳の節目。
私は、とっても幸せです。

まとめ:もう相手の答えに怯えない。40歳の節目に確信した「最高の幸せ」

いかがでしたでしょうか?
かつての私は、聖の顔色を窺い、その一挙一動に一喜一憂し、常に『正解』を探して生きていました。
不倫という裏切りを経験した後はなおさら、「また嫌われたらどうしよう」「これ以上傷つきたくない」という恐怖が、私の心をがんじがらめに縛り付けていました。

けれど、40歳という人生の節目を迎えた時、私はようやく一つの確信に辿り着いたんです。

本当の幸せとは、相手に大切にされるように立ち振る舞うことではなく、「どんな自分であっても、自分の気持ちに素直に生きる」と決めること。
そして、そんな等身大の自分を丸ごと受け入れ、歩み寄ってくれるパートナーが隣にいることなのだと。

今回の実話にもあった誕生日のすれ違いもそうです。
昔の私なら、聖の提案を無理に受け入れるか、あるいは察してくれないことに不機嫌になり、最悪の空気で誕生日を終えていたでしょう。

でも、再構築をし始めた私は変わった。
自分の「疲れている、ゆっくりしたい」という本音を伝え、同時に聖の「家族を喜ばせたい」という願いに感謝し、歩み寄ることができました。

その結果、待っていたのは最高に穏やかで温かい時間でした。
特別な演出はないけれど、家族4人で食べた冷たいソフトクリーム。
夜には家族みんなで囲んだ、いつもの回転寿司。
そこには、かつての孤独な猛暑からは想像もできないほどの、確かな『愛』がありました。

今、再構築の暗闇の中で、独り震えているあなたへ。
不倫の傷跡は、そう簡単には消えません。
フラッシュバックに襲われ、自分を責め、出口のない迷路を彷徨う夜もあるはずです。

でも、どうか信じてください。

あなたがあなたの気持ちを押し殺さず、素直に生きることを選んだとき、世界は少しずつ変わり始めます。
「私を大切にして」と叫ぶ代わりに、「私はこうしたい」と自分を主語にして語り始めてみてください。
もう、相手の答えに怯える必要はありません。
あなたがあなたらしく笑える場所は、必ず見つかります。

40歳の私が手にしたこの平穏な幸せが、今苦しんでいるあなたの『明日』へと繋がる希望になりますように。
あなたの幸せな未来は、あなたの『素直な一歩』から始まります。

夫婦再構築は、あなたが生きやすくなるスタートラインに過ぎません。
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この記事を書いた人

夫に不倫されて晴天の霹靂...
自分を責めてしまう女性へ。

何かに依存する人生から卒業して
自立して過ごせる方法を
お伝えします。

今を大切にする考え方で、
人生最大の困難を明るい未来へ。

・アドラー流メンタルトレーナー
・HSPカウンセラー
・作業療法士

私自身も、HSP気質であり
ACの過去を持ち、
共依存・カサンドラ症候群
という人生でした。

今、10年以上苦しんだ
夫との関係性を修復し
実体験から編み出した講座で
過去の私と同じ苦しみを
抱く女性に心理学を
お伝えしています。

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