【サレ妻の苦しみ】 夫を「許す」と「赦す」の決定的な違い

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目次

本気で「今の自分を変えたい」と願っているあなたへ

「夫が不倫していた」

その衝撃的な事実を知った瞬間、世界が足元から崩れ去るような感覚に陥り、ただひたすらに夫を責め立てる日々。

なんで?
どうして?
家族をなんだと思っているの?

けれど、毎日夫を問い詰め、尋問し、夫婦関係が壊れていく中で、いつしか責める矛先は自分自身へと向いてはいませんか?

私が、怒ってばかりだったから..
私が、ちゃんと主婦をしていなかったから..
私が、夜の相手を拒んだから..

そうやって自分を責め続け、気付けば自分の居場所を自分で奪い、苦しい毎日を過ごしている……。
かつての私も、全く同じ暗闇の中にいました。

実は、不倫の苦しみから抜け出せない本当の理由は、あなたが「許そう」としているけれど本当の意味で「赦(ゆる)せていない」からかもしれません。

この記事では、不倫サレた苦しみから自分を解放し、心の自由を取り戻すための「許すと赦すの決定的な違い」、そして自分を責めるのをやめる方法についてお話しします。
今、本気で「今の自分を変えたい」と願っているあなたに、届きますように。

なぜ夫を責めた後、今度は「自分」を責めてしまうのか?

不倫という裏切りを知った直後、多くの妻は燃え上がるような怒りに支配されます。
「なぜ?」「どうして?」「家族をなんだと思っているの?」という言葉が、鋭い刃となって夫に向けられるのは、ごく自然な反応です。
しかし、嵐のような怒涛の責め苦が一段落した頃、ふと静まり返った心に、さらに鋭く、さらに毒性の強い刃が向けられるようになります。

それは、夫ではなく「自分自身」に向けられた刃です。

かつては加害者である夫を問い詰めていたはずなのに、気付けば自分自身を裁判にかけ、被告人席に座らせて「お前が悪かったのではないか」と自問自答を繰り返す……。

なぜ、私たちはこのように二重の苦しみを自分に課してしまうのでしょうか。

1. 「原因」を見つけて安心したいという本能

自分を責めてしまう最大の理由は、皮肉にも「この悪夢をコントロールしたい」という心の防衛本能にあります。

「夫が一方的に悪い」という事実は、裏を返せば「自分にはどうすることもできなかった」「これからも自分では防げない」という無力感を突きつけます。
これは非常に恐ろしいことです。

しかし、「私が怒ってばかりだったから」「私が夜の相手をしなかったから」と、自分に原因があることにすれば「私が変われば、二度とこんなことは起きないはずだ」という、偽りの希望を持つことができるのです。
つまり、自分を責める行為は、傷ついたプライドを守り、これ以上の絶望から逃れるための「心の避難所」になってしまっているのです。

2. 夫からの「逆ギレ」と「自己保身」による洗脳

自分を責めるループに拍車をかけるのが、不倫をした夫側の言葉です。

「お前がそんなだから外に目が向いたんだ」
「いつまで責め続けるんだ。そんなんじゃ一緒にいる意味がない」

これらの言葉は、本来なら自分勝手な言い訳に過ぎません。
しかし、心がボロボロの状態では、その言葉が真実のように聞こえてしまいます。
加害者から責任を転嫁されることで、「やっぱり私に非があったんだ」と思い込まされていく。
これは一種のマインドコントロールに近い状態です。

3. 「理想の自分」という呪縛

「もっと賢い妻なら気づけたはず」
「もっと魅力的なら止められたはず」

私たちは、自分の中に作り上げた「理想の妻像」と比較して、今の自分を裁いてしまいます。
しかし、ここで冷静に考えてみてください。
世の中には、容姿端麗で、家庭的で、非の打ち所がない妻であっても、夫に不倫されるケースは山ほどあります。

不倫の本質は、妻側の欠落ではなく、夫自身の心の未熟さや、問題を外に逃がそうとする弱さにあります。
あなたが主婦業を完璧にこなしていようがいまいが、怒りっぽかろうがなかろうが、不倫をする人はするのです。


自分を責める毎日は、自分の居場所を自分で奪っていく行為です。

「私なんて、いなければよかった」
「私じゃなければ、夫も子供も幸せだった」

……その言葉は、不倫という出来事以上に、あなたの魂を削り取っていきます。

もし、今あなたが自分を責めているのなら、一度立ち止まって自分にこう言ってあげてください。

「私は、不倫されるようなことは何一つしていない」

たとえ夫婦関係に課題があったとしても、不倫という手段を選んだのは夫の責任です。
あなたの「至らなさ」と、彼の「裏切り」は、全く別の問題。
それを混ぜこぜにして、自分を裁く必要はありません。

自分を責めるエネルギーを、少しずつでいいので「自分を癒やすエネルギー」に変えていきませんか?
あなたが今、息をしているだけで、今日まで生き抜いてきただけで、それは称賛に値することなのです。

「私が悪かった」と自分を否定し続けた、苦しい日々

「どうしてあんなに、自分をいじめてしまったんだろう」

今でこそ、そう振り返ることができますが、当時は本気で「私がこの幸せを壊したんだ」と思い込んでいました。
夫の不倫という、本来なら私は「被害者」であるはずの出来事なのに、気付けば自分を真っ暗な部屋の隅に追いやり、自分で自分を裁判にかけていたのです。

もし今、あなたが「私がもっと笑っていれば」「私がもっと優しくしていれば」と、終わりのない後悔の中にいるのなら、どうか聞いてください。
私も、全く同じ景色を見ていました。

夫の不倫が発覚した直後、私は狂ったように夫を責めました。
けれど、夫から返ってきたのは謝罪ではなく、「お前といても安らげなかった」「家の中がいつもピリピリしていた」という、冷たい言葉の矢でした。
その瞬間、私の中で何かが音を立てて崩れました。

「ああ、やっぱり私のせいなんだ…」

それからの毎日は、自分の欠点探しに明け暮れる地獄でした。
鏡を見れば「あの子より老けているからだ」と容姿を呪い、家事をすれば「もっと完璧にしていれば、夫は外に目を向けなかったのに」と自分を責める。
夜、夫が背を向けて寝るだけで「私が夜の相手を拒んだから、彼は外に居場所を求めたんだ」と、胸を締め付けられるような罪悪感に襲われました。

毎日毎日、自分に「お前が悪い」「お前には価値がない」と言い聞かせているようなものでした。

自分を責め続けると、心はどんどん内側へ閉じていきます。

「私なんて、いなければよかったのに」
「私じゃなければ、夫はもっと幸せな家庭を築けただろうに」
「私じゃなければ、子供たちもこんなにギスギスした両親を見なくて済んだのに」

そう思うたびに、自分の家なのに、自分の居場所がどこにもないような感覚に陥りました。
夫が不倫相手と楽しそうに過ごしていた時間を想像しては、自分の存在そのものを否定する。
それは、不倫をされた事実よりも、ずっと私を孤独にさせ、絶望の淵へと突き落としました。

でも、今ならはっきりと分かります。
当時の私に..そして今のあなたに伝えたいのは、「それはあなたのせいではなかった」ということです。

確かに、夫婦関係において反省すべき点はあったかもしれません。
喧嘩が多かった、すれ違っていた、それ自体は事実でしょう。

けれど、「夫婦の問題」「不倫という裏切り」は、全く別の話です。
どんなに家が居心地悪かろうと、どんなに妻と上手くいっていなかろうと、誠実な人間は話し合いを選ぶか、あるいは別れを選びます。
相手を裏切り、嘘を重ね、別の女性の元へ走るという選択をしたのは、どこまでいっても「夫自身の問題」なのです。

あなたが自分を責めるのは、あなたがそれだけ真面目で、家族を愛し、責任感が強い証拠です。
でも、その美しい責任感を、自分を壊すために使わないでください。

私も、自分の殻に閉じこもっていた時は、「こんな惨めな思いをしているのは、世界で私だけだ」と思っていました。
けれど、そんなことはありません。
あなたが今流している涙も、震える手も、眠れない夜の苦しみも、私は知っています。
そして、その暗闇から抜け出す方法も、必ずあります。

まずは、今日一日、自分に「よく頑張っているね」と声をかけてあげてほしいのです。
自分を責める手を少しだけ休めて、まずは深く息を吸ってみませんか?

再構築を阻む壁。「許す」と「赦す」の決定的な違い

不倫という大きな裏切りを経験した後、多くの人が「再構築」という道を選ぼうと奮闘します。
夫を信じ直そうとし、笑顔を取り戻そうと努力する。

しかし、どれだけ時間が経っても、胸の奥にある「ザラつき」が消えないことはありませんか?

「夫の希望通り、もう責めないようにしている」
「不倫前よりも、仲の良い夫婦を演じている」

それなのに、ふとした瞬間にフラッシュバックが襲い、心の中で夫を罵倒してしまう。
この苦しさの正体は、あなたが「許そう」としているけれど、「赦(ゆる)せていない」ことにあります。

日本語には同じ「ゆるす」でも、全く異なる意味を持つ二つの言葉が存在します。
この違いを理解することこそが、地獄のような日々から抜け出すための最大の鍵となります。

1. 「許す」とは、相手の条件をのむこと

私たちが一般的に使う「許す」は、英語で言えば「Permit」や「Allow」に近いニュアンスです。

相手の過ちを、不問に付す
相手の願い(もう責めないでほしい、やり直したい)を、受け入れる
元通りの生活に戻ることを、容認する

不倫後の再構築において、多くの妻が最初に取り組むのがこの「許す」です。
夫にGPSをつけさせたり、LINEの返信を早くさせたりといった条件を提示し、それを守るなら「許してあげる」という契約を結ぶような状態です。
しかし、これはあくまで「表面上の和解」に過ぎません。
形だけは仲良くしていても、心の中には「あなたは罪人、私は被害者」という厳然たる上下関係が残ったままなのです。

2. 「赦す」とは、自分を刑務所から出すこと

一方で、聖書や心理学的な文脈で使われる「赦す」は、英語の「Forgive」にあたります。
これはもっと深い、精神的な解放を指します。

相手を罰したいという執着を、手放す
相手の悪事を咎める権利を、放棄する
「加害者と被害者」という役割から、降りる

「赦す」とは、相手のためにすることではありません。
実は、自分のためにすることなのです。

夫を赦せないでいる時、あなたの心は「夫を監視し、裁き、罰を与え続ける裁判官」という役割に縛り付けられています。
夫が楽しそうにしていれば「私はこんなに苦しんでいるのに!」と憤り、夫が優しくすれば「不倫したくせに」と冷笑する。
これでは、あなた自身の心がつねに「不倫」という過去の十字架に磔にされたまま、一歩も前に進めません。

3. なぜ「赦し」がないと苦しいのか

私がそうだったように、多くの妻は「不倫を容認(許す)」しようと必死になります。
夫の「責めないで」という要求に応えようとし、波風を立てない状態を作ろうとします。
けれど、潜在意識で「赦して」いないと、心の中ではずっと恨みの炎が燃え続けています。
すると、無意識に夫に対して「埋め合わせ」を要求するようになります。

「不倫したんだから、これくらいして当然でしょ」
「毎日愛してると言って。だってあなたは私を傷つけたのだから」

こうして愛を「罰」や「債務の返済」として受け取るようになると、夫婦関係はどんどん歪んでいきます。
夫は「いつまで経っても許してもらえない」と疲れ果て、妻は「どれだけ尽くされても心が満たされない」と絶望する。
これが再構築を阻む、目に見えない巨大な壁の正体です。


本当の意味で夫を「赦す」ことができるのは、あなたが自分自身を赦した時だけです。

夫を責め続けてしまう自分
疑ってしまう自分
あんなに酷いことをされたのに、まだ夫を好きな自分

そんな自分を「情けない」と責めるのをやめることです。

「赦す」とは、過去の出来事を「なかったこと」にすることではありません。
「あの出来事は起きた。それは悲しい事実だ。でも、もうそのことで自分や相手を裁き続ける人生は終わりにしよう」と決意することです。

もし今、あなたが「形だけは仲良くしているのに、心がちぎれそうに痛い」と感じているなら、それはあなたが優しすぎるゆえに、自分を「許す」という枠に閉じ込めているからかもしれません。
一度、その枠を壊してみませんか?
相手を裁く権利を手放したとき、初めてあなたは「不倫サレた妻」という檻から抜け出し、自由な一人の女性に戻ることができるのです。

無意味な「タラレバ」を捨てて、自分を解放する選択

1. 「自分のせい」という幻想を破壊する

自分を責めている時、脳内は「もし私がもっと綺麗だったら」「もしあの時優しくしていれば」というタラレバの迷路に迷い込んでいます。
しかし、これは「自分の努力で夫の行動をコントロールできたはずだ」という、悲しい誤解に基づいています。

真実を見つめる: 不倫は、妻の容姿や家事のレベル、夫婦仲の良し悪しとは無関係に起こります。
完璧な妻であっても、夫側に「現実逃避したい」「刺激が欲しい」という未熟さがあれば、彼は不倫という選択肢を選びます。

責任の切り分け: 夫婦関係の悪化に一部の責任があったとしても、「不倫という裏切り」を選んだ責任は100%夫にあります。
自分の落ち度と彼の罪を混ぜこぜにするのをやめることが、最初の解放です。

2. 「過去の自分」への裁判を終結させる

タラレバを繰り返す行為は、今の自分が、当時の何も知らなかった自分を「なぜ気づかなかったんだ!」と後出しジャンケンで裁いている状態です。

当時の自分を肯定する: 気づかなかったのは、あなたが夫を信じていたから。
あるいは、毎日を必死に生きていたからです。
それは「愚かさ」ではなく、あなたの「誠実さ」や「一生懸命さ」の証です。

エネルギーの回収: 過去の自分を責めるために使っている膨大なエネルギーを回収しましょう。
「あの時の私は、あれが精一杯だった。もう自分を責めなくていいよ」と声をかけ、自分自身と和解することが必要です。

3. 「サレた運命」を受け入れ、被害者から卒業する

「なぜ私がこんな目に」という問いに答えはありません
理不尽な出来事は、ある日突然、誰の身にも起こり得るものです。

「サレる運命だった」と割り切る: 厳しい言葉に聞こえるかもしれませんが、「不倫する夫を持った時点で、この事態は避けられなかった」と一旦受け入れてみることです。
これは諦めではなく、「私が悪いから起きたのではない」という究極の免責です。

主導権を取り戻す: 起きてしまった事実は変えられませんが、これから「どう生きるか」は100%貴女が決められます。
タラレバを捨てた瞬間、あなたは「夫に傷つけられた惨めな被害者」という役割を脱ぎ捨て、自分の人生の主導権を握る一人の女性へと戻ることができるのです。

まとめ:今日から自分を責めるのをやめ、心の自由を取り戻そう

いかがでしたでしょうか?
ここまで読み進めてくださったあなたは、きっとこれまで、血が滲むような思いで自分を律し、家族のために、そして壊れそうな自分の心のために必死に耐えてこられたのだと思います。

でも、もう十分です。
もう自分を責めるのは、終わりにしませんか?

あなたがどれだけ過去の自分を裁いても、どれだけ「タラレバ」を繰り返しても、起きてしまった事実は変わりません。
それどころか、自分を責め続けることは、夫の不倫というナイフ自分で自分に突き立て直すようなものです。
そんな痛みの連鎖の中に、あなたが望む幸せはありません。

今日から、たった一つだけ意識してみてほしいことがあります。
それは、「自分を幸せにする責任を、夫に預けない」と決めることです。

夫が謝ってくれたら、夫が愛してくれたら、夫が不倫を忘れさせてくれたら……
そうやって自分の幸せの条件を「夫の行動」に委ねている限り、あなたの心は一生、夫の顔色に支配された檻の中から出ることができません。

「不倫をした夫」をどう扱うかではなく、「私はどう生きたいか」
主語を「私」に取り戻したとき、初めて本当の「自由」への扉が開きます。

今日、この瞬間から始める「三つの問いかけ」

最後にお聞きします。
深呼吸をして、心の声に耳を傾けてみてください。

あなたは、不倫したご主人のことを、今でも「好き」だと言えますか?
どんなに傷ついても、それでもこの先「やり直したい」と心から思いますか?
それとも、この苦しみそのものを「断ち切りたい」と願っていますか?

どの答えが正解、ということはありません。
大切なのは、世間体や夫の顔色ではなく、あなたがどうしたいかという純粋な本音です。

もし、やり直したいと思うのなら、それは「許す(容認する)」のではなく、自分と相手を「赦し(解放し)」、新しい関係を一から築く覚悟を持つことです。
もし、断ち切りたいと思うのなら、それは自分を責めるエネルギーを、新しい未来を創るための力に変えることです。

あなたは、幸せになるために生まれてきました。
不倫の被害者として一生を終えるために、生まれてきたのではありません。

今日、このブログを閉じた瞬間から、自分を責める言葉を一つだけ捨ててみてください。
「私が悪かった」という言葉を、「私はよく頑張った。これからは私のために生きよう」という言葉に、上書きしてあげてください。

あなたの心の自由は、他の誰でもない、あなた自身の手で取り戻すことができるのです。

夫婦再構築は、あなたが生きやすくなるスタートラインに過ぎません。
もっとあなた自身が楽に生きられるよう、サポートいたします。

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この記事を書いた人

夫に不倫されて晴天の霹靂...
自分を責めてしまう女性へ。

何かに依存する人生から卒業して
自立して過ごせる方法を
お伝えします。

今を大切にする考え方で、
人生最大の困難を明るい未来へ。

・アドラー流メンタルトレーナー
・HSPカウンセラー
・作業療法士

私自身も、HSP気質であり
ACの過去を持ち、
共依存・カサンドラ症候群
という人生でした。

今、10年以上苦しんだ
夫との関係性を修復し
実体験から編み出した講座で
過去の私と同じ苦しみを
抱く女性に心理学を
お伝えしています。

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