【夫婦愛の再確認】愛し愛される行為の本質

いつまでも愛されていると実感が持てないあなたへ

「夫が優しくしてくれるほど不安になる」
「そんな風に不倫相手にも優しくしていたの？」

そんな風な気持ちに悩まされていませんか？

不倫発覚後に優しくしてくれる夫を感じると、不倫相手にもそうしていたのか、と疑いたくなりますよね。

実は、過去の私も、聖が優しくしてくれても、素直に受け取れずに自己否定を繰り返した時期もありました。

本当は、
夫の優しさを素直に受け取りたい、と思っているのにできない。
愛されていると実感を持ちたい、と思っているのに持てない。
それは、あなたが悪いわけではないんです。

この記事では、「いつまでも愛されていると実感が持てない」という悩みに対して、【愛を育む上で必要なこと】という話を心理学と脳科学的な観点から、解説していきます。

記事の後半では、
10年を超えるギャンブル依存症夫との共依存関係～半年間の不倫～さらに依存症スリップによる借金までされた私が、今現在の夫婦仲を獲得するまでに至った経緯と共に、

『サレラリもシタラリも必ず通る道』という実体験を含めてお話していきますので、最後まで、お読みいただけると嬉しいです。

愛を育む上で必要なこと

私たちは日々生きている中で、「あの人に愛されたい」「本当の愛情を感じたい」と願っています。
でも、その想いを叶えるための行為は、本当にあなた自身が心から必要としているものですか？
長い人生の中で、多くの人が表面的な関係や只の安心感の為に、誰かを頼ってしまうことがあります。

夫の不倫による心の傷が深くなると、「私はこの関係を続けることに意味があるのか」「私は本当に愛されているのか」と疑問を抱き、心の奥底で迷いが生じてしまいます。
その時、「この愛情は、本物なのかな？」と問い続ける夜を何度も過ごし、自分の存在価値や存在意義にすら疑問を持つこともあるんです。

では、あなたにとって、本当に必要なのは何なのでしょうか？
ただ、「誰かに認められたい」「夫に愛されたい」という気持ちは、本当に必要なのでしょうか？

あなたが、本当に愛し愛される関係性を創りたいと思うのなら、今のあなたを大切にしてください。
誰かの期待や他者の判断に左右されるのではなく、未来のあなたがより幸せに生きていく為に必要なことを見分けて下さい。

性行為は一手段でしかない

私もかつては、「愛している」という言葉を性行為に変えて、伝え続けた夜もありました。
聖からの『愛の証明』として、性行為を求め続けた夜もありました。
その度に、「これは本当に愛情なのだろうか？」「私の想いは届いているのだろうか？」と不安や迷いに押しつぶされそうになっていた。

そんな日々を送る中で気付いたのは、『大切なのは行為ではなく、心の繋がりと相手を理解すること』。
性行為は確かに、想いを伝える手段ではありますが、それだけでは『本当に理解し合える夫婦関係』は築けない。
感情や本音を伝え合い、相手の心の奥底にある願いや不安に寄り添うことが、愛を育む本当の道だと気付いたんです。

理解し合える夫婦関係を築くための方法

あなたも、少しだけ立ち止まって、自分の中にある『大切にしたいこと』や『守りたいモノ』に耳を傾けてみませんか？
それにあなた自身が気付き、夫に伝え続けるということが、あなたと大切な人の未来を変える最初の一歩になります。
今日は、本当に理解し合える夫婦関係を築くための方法を、お伝えしていきます。

1.心からの言葉と行動に愛が宿る

表面的な「ありがとう」や「好きだよ」の言葉だけに頼るのではなく、自分の気持ちを理解しようと寄り添うこと。
「私は何を感じているのだろう」「私は何を望んでいるのだろう」と、心に寄り添う時間を持ちます。
自然に優しい言葉をかける時間が増えると、自分への愛情が養われます。

2.共感は相手の気持ちを理解し、気付くことから

愛し愛される行為の本質は、相手の気持ちや願いに気付き、理解しようと努力することから。
「今、夫は何を感じているのかな？」と考える機会を増やし、「あなたの気持ちも大切にしたい」と伝える。
あなたが夫の心の奥にある不安や願望に気付くことで、夫の中にも「あなたのために何かしてあげたい」と思うことが増えます。

3.ちょっとした表現や気遣いを大切にする

プレゼントや記念日といった大きなやりとりだけではなく、日常のちょっとした行動や言葉も大切にしましょう。
特に、毎日の心身への労いは、相手への愛情を伝える一番の方法です。
小さな努力を続けることで、あなたとの関係に深みと愛情を生み出します。

【実体験】サレラリもシタラリも必ず通る道

～2023年7月ブログより

あなたは、愛＝SEXは成り立つと思いますか？

私の中での性行為は、愛しているからできる行為でした。
けれど、そう思えるようになったのは、聖と付き合ってから。

聖と出会う前の私は、

✔性行為は男性に快楽を与えるもの。
✔その見返りに愛してもらう。

そう思っていました。

そういった価値観で男性に接してきた私とは違い、純粋な恋愛感を持つ聖に出逢ってすぐに惹かれました。
今まで、『自分の体は愛されるための道具』としか、思っていなかった私とは違う。
私と相思相愛になるまで、決して手を出さない聖の誠実さに救われたんです。

過去の自分をも否定した

そんな聖がした不倫。
夏に対しても、本気なんだと思った。

そしてあろうことか、
出逢った頃の聖が、【私を大切に想うから手を出さなかった】という事実までも、疑い始めました。

“きっと、あの頃の私は、そんなに魅力的ではなかった。”
“夏は、すぐに手を出したくなる位、魅力的だった。”

そう思うことは、自分を愛してくれた聖を全否定することになります。
そして、私自身の魅力も全否定することになる。
大きな勘違いをしたまま、再構築をしようとしていました。

聖は、夏を好きだったと何度も言いました。
恋愛感情だと。
その度に、自分との想い出..私のために費やしてくれた時間を否定されたと思い込み、落ち込んでいました。
けれど、不倫中や発覚してすぐの聖の言葉や気持ちのほとんどは、夏への思いを愛情だと思い込むことで、自分を守っているに過ぎなかった。

互いに自分を知ろうとしなかった

サレラリ期と同じように、シタラリ期もあるのだと知った。

ーシタラリの要因ー
・罪悪感をごまかすため
・自分を正当化するため
・自己肯定感を高めるため

一見してわかるように、往々にして自己中心的な感情が原因となるのです。
そして、パートナーに対して異常に優しくなったり、逆にマウントをかけ始めたりと普段とは違う様子が見られるようになります。

私がサレラリを知らなかった様に、聖もシタラリを知らなかった。
お互いに、自分の精神状態が全くわからないまま、再構築をしようとしていたんです。

意味もわからず、愛し愛されようとする私。
意味もわからず、自分の気持ちを知ろうとする聖。

そんな状態のまま、夫婦再構築なんてできる訳がなかったんです。

不倫愛は自己愛の塊

不倫をされてしまったなら..
あなたの夫は、不倫をする弱さが元々あったということ。

けれど、あなたへの愛情が嘘だったことなど一度もないと思います。
あなたへの行動は、愛情であったと思います。

けれど、不倫相手への思いは、愛情ではなく自己愛です。

✔自分を守りたい
✔自分を認めてもらいたい
✔自分を必要として欲しい

全ての主語は自分。
そんなもののために、振り回されないでください。
不倫相手との行為に愛情はない。
愛情がなくても出来る性行為は、存在するんです。

あなたとの行為に、愛情がなかったとは限らない。
夫の全ての気持ちを、疑う必要はないんです。

自分を信じてください。
そして、出逢った頃の..
愛していた頃の夫を、信じてあげてください。

今、目の前にいる夫は、あなたが愛した夫と同じ男性ですか？

まとめ：急がずゆっくりと育む愛を一生ものに

いかがでしたでしょうか？

あなたが、今この瞬間に、夫婦にとっての愛し愛される行為とは何かを再確認する決意を持つだけで、夫婦の関係性は少しずつ変わり始めます。

大きな言葉や行動だけではなく、日常の些細な気遣いやちょっとした寄り添いの時間を意識的に増やすこと。
互いの気持ちに寄り添い、「今日もありがとう」「あなたを理解したい」と想い合うだけで、あなたの家庭を温かく幸せに満ちた未来へと導きます。

その一歩を踏み出すのは、あなたの勇気次第。
今この瞬間の努力や行動が、長い人生の中でとても大きな変化をもたらします。

夫婦再構築は、あなたが生きやすくなるスタートラインに過ぎません。
もっとあなた自身が楽に生きられるよう、サポートいたします。