【行動で示す愛】言葉の慰めと愛情の行動の違いとは？

不倫相手との甘いやり取りを忘れられないあなたへ

「不倫相手には、あんなに甘い言葉をかけていたのに..」
「どうして私には、伝えてくれないの！？」

そんな風な気持ちに悩まされていませんか？

不倫中に不倫相手に欠けていた言葉を見てしまうと、自分にもほしい、と思いたくなりますよね。

実は、過去の私も、聖が夏に伝えていた言葉に対して、ひどく嫉妬した時期もありました。

本当は、
行動を信じたい、と思っているのにできない。
言葉にこだわらない様になりたい、と思っているのになれない。
それは、あなたが悪いわけではないんです。

この記事では、「不倫相手との甘いやり取りを忘れられない」という悩みに対して、【愛情に必要なのは、言葉？】という話を心理学と脳科学的な観点から、解説していきます。

記事の後半では、
10年を超えるギャンブル依存症夫との共依存関係～半年間の不倫～さらに依存症スリップによる借金までされた私が、今現在の夫婦仲を獲得するまでに至った経緯と共に、

『いつまでも言葉にこだわった過去』という実体験を含めてお話していきますので、最後まで、お読みいただけると嬉しいです。

愛情に必要なのは、言葉？

私たちは、日常の中で「好き」「愛してる」「大事に思ってる」などと、声に出して伝えることが多いかもしれませんが、その言葉だけで、本当に相手の心は満たされているのでしょうか？

今は、私が結婚した時よりもとても便利な世の中になり、不倫発覚理由の第一位が【LINEのポップアップ】になるぐらい、スマホ不倫が横行しています。

だからこそ、その証拠であるスマホの画面に、不倫をサレた妻は釘付けになり、到底受け入れがたいやりとりを脳に焼き付ける。
夫と不倫相手の甘いやり取りに心が張り裂けそうになり、夜になるとその不安に襲われ、『愛とは何か』を考えてしまう。

確かに、言葉は気持ちを伝えるためには強力なツール。
人間だけに許された、とても尊い愛の伝え方。
ですが、実際の愛情や信頼関係は、それだけでは十分に育ちません。
なぜなら愛情を育むためには、言葉だけでは伝わらない、『行動による証明』の部分の方が余程大きいから。

言葉で伝わると思っていた過去

後述しますが、私もかつて、そんな経験をしてきました。
私自身も、「愛してる」と何度も声に出して伝えることが、安心感や信頼を得ることが出来るのだと思い込んでいたんです。
どんなに不安な時も、聖に「愛してるよ」「好きだよ」と言われることで、何とか心の安定を保とうとしていました。

けれど、そんなのは一時の対処療法。
聖の行動や態度を振り返り、不倫に至った経緯を考えれば、『言葉だけでは伝わらない』のが現実。
なぜなら、沢山の言葉をかけられていても、その裏側にある真実や本音には全く気付かなかったのだから。

本当に必要だったのは、『言葉は表現の一つにしかすぎず、行動による証明の方がはるかに多くの意味を持つ』ということを理解すること。

行動で示す愛を育むポイント

言葉は表現の一つにしかすぎず、行動による証明の方がはるかに多くの意味を持つ。
それは、言葉を伝えないという訳ではありません。

言葉と共に行動によって、愛情を伝えることを意識するということ。
行動で示す愛情を、丁寧に行うということ。

1.「ありがとう」を伝えるだけではなく、実際の行動を伴わせる

「ありがとう」と声に出すことは、気持ちを伝える大切なステップ。
しかし、それだけでは伝わる愛の深さには限界があるんです。
だからこそ、その言葉と共に、相手の為に何かをしてあげることを意識しましょう。

例えば、「疲れているね」「今日は遅くまでお疲れ様」と声をかけたなら、その後に、温かいお茶を淹れてあげる。
こうした積み重ねは、安心感と信頼を育み、あなたとの間に深い絆を作ります。

2.気付きの声かけを習慣化する

忙しい毎日に、相手のちょっとした変化や疲れに気付くことが難しいと思います。
ですが、「お疲れさま」「大丈夫？」と声をかけるだけで、相手に安心感を与えることが出来ます。
特に、夜遅く帰った時や忙しい時には、「仕事、忙しいの？」と一声かけるだけでも、あなたの思いやりが伝わり、相手もリラックスできるようになります。

3.笑顔でハグをして、身体の触れ合いを大切にする

言葉や気遣いだけではなく、ちょっとした体の触れ合いも愛情表現の一つ。
あなたが、「好きだよ」と伝えたい時は、笑顔でハグをするだけでも、言葉以上の安心感と親密さが伝わります。
日常のちょっとした瞬間に、相手に身を委ねて、「大切だよ」という気持ちを身体で伝えることが、より深い信頼を育むポイントです。

【実体験】いつまでも言葉にこだわった過去

～2023年6月ブログより

あなたは、再構築後に夫の言葉を求めていますか？
不倫をしている時に、不倫相手に投げかけていた言葉。
色々あるかと思います。

聖の場合は、
「好きだよ。」
「可愛いな。」
「早く会いたい。」
「今日も会えて良かった。」
「来世では結婚しようね。」

もう数えたらキリが無い位、口下手な聖からしたら想像もつかない言葉の数々でした。
再構築後、それらの言葉を望み、「私にはどうして言ってくれないの？」と、何度も責めていました。

愛されている実感を求める

そもそも聖は、言葉よりも行動派。
好きになった人には一直線。
自分の都合などお構いなく、相手の為に時間を使う。
そんな人でした。

けれど、再構築し始めたときは、そんなことよりも夏にかけていた数々の言葉への嫉妬の方が勝っていたんです。

結婚した時から、「好き」「愛してる」の類はメールでは言っても、直接はあまり言われたことなかった。
それでも、大切にされていると実感できていたのは、行動があったから。
それが不倫中や発覚後には、行動の何もかもの裏を見ようとしてしまい、必要以上のことを求めるようになってしまいました。

朝起きたら・・
仕事の最中・・
性行為をしたら・・
夜寝る前・・

いつもいつも。
「好き。聖は？」
「愛してる。聖は？」
「幸せ。聖は？」
自分との同意を、ただひたすら求め続ける。

どんなに良い雰囲気でもその行為によって、
「また、それか。」
「わかんないって。」
と言われて険悪になる。

私は、愛されてるって実感したいだけなのに。

愛は言葉ではなく行動で示す

でもね・・・

聖は再構築後、様々な行動で愛情を示してくれた。
「会いたい」と言えば、飛んできてくれた。
「一緒にいたい」と言えば、一緒にいてくれた。

私が好きになった時の、聖のままだった。
私達夫婦が忘れかけていた、夫婦の愛情表現そのものだった。

なのに、忘れられないんです。

あのLINEの内容が。
発覚した時の、不倫相手をかばった事実が。

けれど、気付いたんです。

不倫の事実を忘れられないことと、今の聖の行動を信じられないことは関係ない。
いくら言葉で愛情表現をしてくれようとも、不倫が続いていては意味がない。
聖に変化がないのなら意味がない。

聖は変わった。
沢山反省して、自分を見つめ直して、行動に起こしてくれている。

それならもう、いいじゃない。
もう言葉なんてものに、こだわらなくてもいいじゃない。

私が欲しいのは、夏に言っていたような表面上の甘い言葉なの？
私が欲しいのは、夏にしていたような、下心からくる行動なの？

そんなことない！
私が欲しいのは、飾らない聖の笑顔と愛情。
私といる時の、自然体の姿。

それなら、もう言葉なんて必要ない。

まとめ：未来の宝物を育もう

いかがでしたでしょうか？

✔ありがとう
✔気付きの声掛け
✔体の触れ合い

この3つのポイントを意識的に実践すれば、言葉だけでは伝わりにくかった愛情も、自然と深まっていきます。
日常のちょっとした行動一つで、夫婦関係をかけがえのないものにしてくれるのです。

今のあなたに必要なのは、言葉だけの愛情表現ではなく、『行動を伴う愛の育み方』。
毎日の中でちょっとした変化に気付き、少しだけ行動に移すだけでも、お互いの心の距離は縮まります。
夫婦再構築には、毎日の積み重ねが必須。
その積み重ねが、やがて夫婦関係を豊かにし、より深い絆へと育てていきます。

大切なのは、『少しずつの努力』を互いに続けること。
言葉と行動は別物だけれど、愛情も信頼関係も、その二つと共に育まれます。

あなたも今日、小さな一歩から始めてみませんか？

夫婦再構築は、あなたが生きやすくなるスタートラインに過ぎません。
もっとあなた自身が楽に生きられるよう、サポートいたします。