【夫婦の居心地の良さ】子育てと夫婦関係のギャップ

出来る夫を見ることが出来ないあなたへ

「私はちゃんと、夫を大切にしていたのに！」
「何も関わろうとしなかったのは、夫でしょ！」

そんな風な気持ちに悩まされていませんか？

不倫発覚時に「居場所がない」だなんて言われたら、自分の努力を伝えたくなってしまいますよね。

実は、過去の私も、「愛されていないと思ってた」と言う聖に対して、「そんなはずない！」と聞き入れようとしない時もありました。

本当は、
夫の思いや考えも受け容れたい、と思っているのにできない。
もう一度、夫婦愛を築き直したい、と思っているのになれない。
それは、あなたが悪いわけではないんです。

この記事では、「出来る夫を見ることが出来ない」という悩みに対して、【母と妻の立場で揺れ動く不満】という話を心理学と脳科学的な観点から、解説していきます。

記事の後半では、
10年を超えるギャンブル依存症夫との共依存関係～半年間の不倫～さらに依存症スリップによる借金までされた私が、今現在の夫婦仲を獲得するまでに至った経緯と共に、

『夫婦時間を諦めていた過去に気付く』という実体験を含めてお話していきますので、最後まで、お読みいただけると嬉しいです。

母と妻の立場で揺れ動く不満

夫婦としての夫との関係..親としての夫との関係..
男として..父として..家族として..人として..
出来れば、全ての関係を通して、うまくいきたい。
そう思う気持ちは誰にでもあると思います。

でも、現実には中々うまくいかず、心に不満や孤独感を感じることも多いのです。
それもそのはず。
毎日忙しい中で、あなたはただ「子育てに集中しなければいけない」と思い、夫婦の時間や関係性を後回しにしていませんか？

✔気付けば、いつの間にかすれ違っている
✔子供のことだけ考えていて、自分の気持ちがおざなりになっている
✔夫婦の間に生まれた距離が、今更どうすればいいか分からない

そんな風に感じていませんか？

本当の幸せって、『子育て』も『夫婦の関係』も一緒に育てるモノ。
焦らず、無理せず、自分のペースで少しずつ変化を起こせる方法をお伝えしますね。

子育てに奮闘＝夫婦関係良好！？

後述しますが、私もかつては子育てと仕事に追われる毎日を送っていました。
子ども達を健やかに育てるためにと、一生懸命に頑張るがあまり、聖との時間や気持ちのすれ違いに気付かずに過ごしてしまい、心の距離がどんどん離れていったんです。

もちろん、何も感じなかった訳ではないんです。
ただ、「子供のためなら我慢しなきゃ」「良い妻でいるべきだ」と自分に言い聞かせていたので、いつしか家庭の中に孤独感や不満しかなくなっていた。

そんな経験をしたからこそ、『今と未来のバランス』の取り方の大切さは痛感しているんです。
私に大切だったのは、自分の気持ちや願いに素直になり、『本当の自分を取り戻すこと』。
少しずつでもいいから、自分の心の声を大切にして、自分らしさを取り戻すことでした。

例え、忙しい毎日であったとしても、『現実と理想』『今と未来』のバランスを取り戻すためには、自分を振り返る時間は必要だったんです。

子育てと夫婦のギャップを埋める具体的な行動

何度もお聞きしますが、家庭や子育てに追われる毎日の中で、夫婦の気持ちや関係性が薄れていませんか？
ずっと、『子供のため』『家族のため』と努力してきても、実は『夫婦の絆』が疎遠になっていることはよくあります。
だからこそ、今すぐできる具体的な方法を知り、行動に移すことが大切なんです。

1.小さな気付きとコミュニケーション

毎日5分だけ、夫と心の内を話す時間を作る。
忙しい中でも、「今日、私が感じたこと」「私が許せないこと」などをシンプルに伝えるんです。

例えば、「今日は少し疲れているの。」「今日は、あなたの優しさに救われた。」など、小さなことで構いません。
夫の気持ちや願いも静かに聞くようにするだけで、関係性を育てる大きな力になります。
「ありがとう」や「ごめんね」を伝える時間を作るのも、忘れないでくださいね。

2.小さな行動や時間の共有

子どもや家族と、一緒に楽しむ時間を増やす。
お風呂、散歩、遊びの時間などを意識的に作るようにします。

例えば、散歩をしながら..遊びながら..
夫婦で会話をすることで家族の時間を増やすことが出来ます。
その時間を意識的に作りながら、夫婦だけの『ちょっとしたデート』なども設けてみて下さい。
無理のない範囲で『二人だけの時間』を確保することが、時間の共有に繋がりますよ。

3.心の距離を縮める意識

✔夫の気持ちに気付き、共感しようと努力する
✔自分の気持ちに正直になることを、優先する
✔自分を責め過ぎず、今できることから始める

不倫に関しての共感は、今すぐには難しいと思います。
けれど、日々の疲れを労うことや共感することであれば、今からでも出来ます。
また、やりたいことや許せないことを無理に我慢するのではなく、偽らずに伝えること。
完璧を求めず、少しずつ出来る範囲で関係性を育むこと。

全ては意識することで、行動に起こせます。
周囲に惑わされず、あなたらしい夫婦再構築をしてみませんか？

【実体験】夫婦時間を諦めていた過去に気付く

～2023年6月のブログ

あなたは、不倫前、夫との時間をとれていましたか？
よく結婚しても、恋人同士のような夫婦っていますよね？

私達も、そう思っていたんです。
不倫されるまでは…。

不倫前の夫婦関係

不倫された後、自分たちの結婚生活を何度も振り返りました。

私達は2010年、私に恋人がいたにも関わらず、すぐに惹かれあいました。
付き合ってからは、すぐに結婚を意識し、2ヶ月で入籍。
入籍後に妊娠したことや、お互いの仕事が忙しかったこともあり、デートらしいデートはあまりしておらず、新婚旅行も行きませんでした。

それでも良いと思ってた。
当時の聖は、まだ22歳。
子供達が20歳になっても、50歳前。

夫婦の時間はそれからでも遅くはないと。

10年間ずっと、夫婦の時間よりも一人の時間を優先にしてきた。
日頃のストレスを癒すように。

不倫して気付いた夫婦時間の希薄さ

それでも結婚10周年には、記念デートを計画していたけれど、コロナ渦で自粛。
次の年の11年目の結婚記念日に、子供達を両親に預け、デートをしようと計画していました。
その年に、不倫が発覚したのです。

その時、聖は言いました。
「詩織に愛されていると感じたことは、一度もなかった。」

もちろん、不倫脳が言わせたこと。
そんなの頭では、わかってる。
けれども、頭の中にずっと残る台詞でした。

“私が愛していなかった？
違う。愛していた！！
何がいけなかった？”

恋人時代、仕事の休みが合わず、全然二人の時間はなかった。
結婚しても、妊娠して出産して、全然二人の時間はなかった。

それでも、数十年後の未来に期待して、何にもしてこなかった。

夫婦としての時間を、全く取らなかった。

今を見ていなかった自分への後悔

だって..

全部その通り。
その通りなんだけど。

少しでも努力した？
いつかくる未来への期待じゃなく、今の夫婦の時間を大切にした？

答えはNO!

今ならわかる。
私はあの時、夫婦の時間を作ろうという努力はしていなかった。
もちろん聖も…

夫婦再構築を始めて大切にした時間

今はね..

朝起きた時は、キスをします。
通勤は数分だけど、手を繋ぎます。
行ってきますの、キスをします。
夜寝る時は、ハグをします。

たまに、二人で外食をします。
買い物にも、一緒に行きます。
結婚記念日は、デートをします。

そんな時間も、必要だったんです。
私達は、ママとパパだけど、その前に夫婦。

一から夫婦としての時間を作り直した時、とても居心地の良い時間になりました。
恋人時代のドキドキ感。
家族としての安心感。
両方感じるようになった。

子育て中に忙しいのは、仕方がない。
頼れる存在がいないのも、仕方がない。

けれども、少しだけでもいいから、夫を男性として見てあげてください。
そして、少しだけでもいいから、自分を女性として見てあげてください。

きっと見える世界が変わります。

まとめ：家族の未来を変える為に…

いかがでしたでしょうか？
今、あなたに必要なのは、『自分たち夫婦の為に時間を作る勇気』です。

日々の忙しさに追われていると、つい自分のことや夫婦の時間を忘れてしまいませんか？

ちょっとした『気付き』と『行動』の積み重ねが、心の距離を縮め、家庭の空気を創り出していきます。

まずは、挨拶だけでも意識してみませんか？
朝に「おはよう」、夜に「おやすみ」と声をかける。
玄関先で、「いってらっしゃい」「おかえり」と声をかける。
そうして少しずつ、家族としての距離を縮めてみませんか？

家庭の中の小さな変化は、あなたの家族の未来を確実に良い方向に変えていきます。
子育ても夫婦関係も、一緒に育むモノなんです。

夫婦再構築は、あなたが生きやすくなるスタートラインに過ぎません。
もっとあなた自身が楽に生きられるよう、サポートいたします。