自分の足で立ち
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自分を律する力を持ち
本当の愛を知る
\自立✖️自律/
夫婦で愛のある人生を

このブログでは
不倫されても夫が大好きな
サレ妻さんに向けて
何があっても一日で自分を整える
夫婦再構築方法を発信中
しなやかな自分軸で
愛を育む専門家
登場人物
詩織:私(元作業療法士)
和恵:母(看護師)
誠:父(臨床工学技士)
聖:夫(自動車整備士)
幸:長男
花:長女
夏:不倫相手
夫との距離感が分からないあなたへ
「どうして、嫌いになれないんだろう..」
「こんなに酷いことされたのに..」
そんな風な気持ちに悩まされていませんか?
不倫サレても尚、夫を失いたくないと思う自分を自覚すると、自分の気持ちを疑いたくなりますよね。
実は、過去の私も、聖に対して、恨み辛みで苦しんだときもありました。
でも、一番苦しかったのは、どんなに負の感情を抱いても、嫌いになれないという事実。
本当は、
夫を好きな気持ちを手放したい、と思っているのにできない。
夫を嫌いになりたい、と思っているのになれない。
それは、あなたが悪いわけではないんです。
この記事では、「夫との距離感が分からない」という悩みに対して【脳科学を利用して自分らしさを取り戻す】という話を心理学と脳科学的な観点から、解説していきます。
記事の後半では、
10年を超えるギャンブル依存症夫との共依存関係~半年間の不倫~さらに依存症スリップによる借金までされた私が、今現在の夫婦仲を獲得するまでに至った経緯と共に、
『嫌いになれない苦しさを受け止める』という実体験を含めてお話していきますので、最後まで、お読みいただけると嬉しいです。
脳科学を利用して自分らしさを取り戻す
あなたは今、夫婦関係において、「自分らしさを出している」と自信を持って言えますか?
もし、気を遣い続けていたり、自分の気持ちがよく分からなくなっているのだとすれば、その状況は、心の中に深い痛みや葛藤を起こすだけではありません。
脳の仕組みと心理学の視点から見ても、【適度な距離感】が人間関係にとって重要であることが証明されています。
心理学的視点から見れば、【距離感】を持つことで、安心感と自己肯定感を高めることができます。
逆に、近付きすぎると、『相手に依存』した関係となり、『自分を犠牲にしてしまう』危険性が懸念されます。
不倫や裏切りを経験した後は、【距離感】が崩れやすいものです。
傷ついた心は、『近づきすぎず、離れすぎず』の絶妙な距離を取ることを恐れ、逆に何もできなくなってしまうのです。
でも、その距離感こそが、心のバランスを維持し、未来を築くための重要なポイント。
今日は、脳科学的な内容を少し掘り下げて見ますね。
距離感と脳の働き
脳には、【扁桃体(へんとうたい)】と呼ばれる恐怖や不安を司る部分があります。
傷ついた記憶や裏切りの痛みは、この扁桃体を過剰に刺激しやすく、「自分には価値がない」「相手は信用できない」といった思考になります。
一方、【前頭葉】は、『自己制御』や『合理的判断』を司る部分。
正常な距離感を保ちながら心を穏やかにするには、前頭葉の働きが重要です。
しかし、ストレスや不安が高まると、扁桃体が優位になり、『自己防衛モード』が働きやすくなります。
結果、距離感を正しく保つ能力が低下し、相手に依存したり逆に避けすぎたり、人間関係がギクシャクします。
これを防ぐには、扁桃体の過剰反応を穏やかにし、前頭葉の働きを増やすことが有効です。
更に、脳の仕組みを理解し、生活習慣を変えていくことで、適切な距離感を保てるようになります。
今日は、
●海馬の働き
●視床下部の働き
●脳の連携と神経伝達物質
に触れてみたいと思います。
海馬(かいば)と記憶の役割
役割:記憶の形成や、過去の出来事と感情を結びつける
重要性:不倫の傷や経験の記憶は長期的に海馬に保存され、その記憶の強さと調和して、同じような状況や感情を避けたり、過敏になったりします。
例:海馬に過去の辛い記憶が強く刻まれていると、「また同じことが起こるかもしれない」と脳は危険を察知しやすくなります。
視床下部(ししょうかぶ)とホルモン調整
役割:ホルモンの分泌や自律神経系の調整
重要性:ストレスや恐怖を感じると、視床下部は「交感神経」を優先して働き、心拍数や血圧が上がるなどの身体反応を確保します。
例:不倫のトラウマや不安により視床下部が過剰に働くと、心臓がドキドキしたり、不安感が増加しやすくなります。
脳の連携と神経伝達物質
扁桃体(恐怖・不安)→海馬(記憶と学習)→前帯状皮質(感情の調整と意思決定)→前頭葉(理性と抑制)と連携しながら、感情と行動をコントロールしています。
これらの連携によって、過去の傷や恐怖に怯えながらも、未来に進むための判断を下しているんです。
ですが、ストレスや不安が長引くと、コルチゾールというストレスホルモンの分泌が増加。
扁桃体の働きを加速させ、前頭葉の働きが抑制され、冷静な判断や自己コントロールが困難になる。
これらの仕組みを理解し、適切なセルフケアや脳内のバランス調整ができるようになると、『不安』や『過剰な感情の反応』を抑え、冷静に未来を描くことが可能になります。
どうやって距離感を整えるのか
不倫の傷は、心の中に深く染み込んでいます。
しかし、適度な距離感を持つことで、感情の揺れを抑え、『自分らしさ』を取り戻すことができます。
●自己観察:「今、自分が感じていること」に気づき、ただ見つめてみましょう
●未来のビジョンを描く:「今、未来の自分はどうしたいのか」と問いかけ、理想の関係をイメージしてみましょう
●自分の気持ちを伝える:相手の立場も尊重しながら、「自分の気持ち」を丁寧に伝えてみましょう
心と脳を整え、自己肯定感を育むことが、夫婦関係の安定につながるのです。
【これらから気付いた当時の思考の癖】
私は、聖に不倫サレた後、ギャンブルの借金を再び告白された時..
人生でこれ程までに人を嫌いだと思ったことはあるかという位、聖を嫌いました。
憎み、蔑み、恨み..本当に心の底から嫌いだと思った。
でもね、そのパワーが、自分と向き合う力をくれたんです。
『愛』の逆は、『無関心』。
私は、聖に対して、一度も無関心になったことは無かった。
『狂おしい程、好き』と感じるか、『狂おしい程、嫌い』と感じるか。
その感情の起伏は何からきているのかを、振り返り続けたんです。
【実体験】嫌いになれない苦しさを受け止める
今日は、夫婦の報連相について、少し考える所があった。
私たち夫婦は今年(2023年)で結婚13年目。
付き合いたての時って、大体のカップルは、結婚前は朝から晩までメールして、「おはよう」「おやすみ」の間に他愛無い会話が数分おきに開催されますよね。
私達も例になく、毎日よく飽きないなってぐらいラブラブでした。
それはもう、仕事の休み時間は常に携帯を見ていました。
着信ランプが光ると嬉しくて。
当時はLINEなんてないから既読とかそんなの分からなくて、只々ドキドキ待ちます。
それが恋愛の醍醐味だと、当時は思ってた。
結婚後~出産後の変化
そして結婚したら、
「今日のお弁当美味しいよ」
「今朝はラブラブだったね」
「早く逢いたいな」
とか、そりゃあもう幸せ絶頂なわけです。
それが、子育てが始まると一変。
「今日、息子が熱出したから明日休める?」
「今日の晩ご飯、弁当にしたわ」
ほぼほぼ内容は覚えていません。
子供達が小学校に入ると、連絡なんてほとんどしない。
せっかくLINEなんて便利なものができたのにね..
不倫相手への連絡
けれど、夏とのLINEの内容は、付き合っていた時の二人と変わらないラブラブな内容でした。
「早く会いたいな。」
「今日も仕事がんばったよ。」
相手は介護士、夫は整備士。
お互いの仕事内容を写真に載せて、褒め合っていました。
自分で作ったハンバーグの写真をLINEで送る夏に対して、聖が言う。
「晩ご飯美味しそう。毎日偉いね。」
難病持ちで投薬管理が必要な夏に対して、毎日心配するように聖が言う。
「今日は体調良くないの?薬飲んだ?」
私とのLINEなんて「今、帰るよ」とかもなく、いつ帰るのかもわからず。
ギャンブルの時は、20時を過ぎると会社に電話してましたが、不倫してた時はしていなかったので自由放題でした。
不倫発覚から1年半後..
今、不倫に関する再構築は、ほとんど安定した私たち夫婦。
連絡は、空いた時間に用事や相手を気遣う言葉。
既読にならない時は、何かあったかなと心配にはなるけど、不安にはならない。
不倫はもう、絶対にしないと信じられるから。
聖も私が忙しすぎて既読にならないと心配してくれるけど、喧嘩にはならない。
私を信頼してくれているから。
きっと夫婦の連絡内容って、『お互いが自律していれば、そんなに密にしなくても大丈夫』なんだろうなって、ようやっと思えるようになってきた。
聖が仕事している時
私が仕事している時
聖が遊びに行っている時
私が遊びに行っている時
それぞれ自由で、干渉しない。
それはどうでもいいのではなく、それで何かあったとしても、自分の問題ではなく相手の問題だから。
相手の時間を気にする理由
自分も不倫してやろうとか..
妬きもちを妬かせようとか..
思った時もあったけど、今は“そんな暇があるなら自分の未来に繋がることをしたい”って思うようになったから、無駄な時間は過ごさない。
私が聖といたいのだから、わざわざ聖を傷つける必要ない。
そう思えるようになった自分が誇らしいし、大好きです。
色んな方のブログを読んでると
(夫なんて)
「消えて欲しい」
「いなくなればいいのに」
「金銭的にデメリットしかないから、仮面夫婦だなぁ」
なんて言葉が少なからずあります。
もちろん、前提として色んなひどい仕打ちを受けてきたんだと思います。
不倫、モラハラ、借金、DV…
それがあって、上記のような気持ちになるのは、自分を守るためにも仕方ないと思う。
憎しみを糧にした方が、今後生きていく上でラクだから。
憎めたなら、嫌いになれたなら、どれだけ楽か。
私も散々泣いて悩みました。
どうして、こんなに好きなんだろう..
どうして、聖じゃなきゃダメなんだろう..
離婚出来たら、私はどんな人生を歩めるんだろう..
そんなことばかり考えていました。
けれど、離れられなかった。
だって、愛してるから。
だから、悲しかった。
だから、悔しかった。
だから、苦しかった。
全て、聖を想う気持ちが強いから。
散々色んなことされて、嫌いになった。
もう、絶対好きにはなれない。
そう思えるなら、離婚もありだと思う。
けれど、今の自分にまだまだ出来ることが残っているなら…
今、離れることで、後々後悔する可能性が少しでもあるなら…
それなら、もう少し聖の隣にいよう。
離婚はいつだって出来るんだから。
聖の隣にいて、私が笑えるのなら、今はまだ、その時じゃない。
【今の私たちの関係性】
不思議なことに、私自身が落ち着いたことで、夫婦の距離感は一気に変わりました。
私の依存気質は治らないと思っていたけれど..
心理学を学び、自分には何が足りないのかを知った。
脳科学を学び、自分には何が必要なのかを知った。
自己肯定感を高めること。
自分の幸せをしっかりと考えること。
自分が求めている欲求を満たすこと。
そういったことを続けていくだけで、私の中にある「聖がいないと生きていけない」という感情が、徐々に薄れていったんです。
それでも、日々一緒に暮らしていれば、喧嘩もあれば不満もある。
男女の愛を紡ぐときもあれば、家族の愛を紡ぐときもある。
そういった日常に感謝できるようになったというだけ。
まとめ:ありのままの自分を受け容れよう
いかがでしたでしょうか?
私の元にいらっしゃる方は、今すぐ解決する答えを求めてくる方が後を絶ちません。
けれど、あなたに必要なのは、完璧な答えやすぐに結果が出る方法ではないんです。
大切なのは、『今、この瞬間』に自分と向き合い、自分の感情や思考に気づき、その距離感を少しずつ調整していくことです。
心の奥の不安や痛みは、無理に消さずに、『今のある感情をしっかりと感じる』ことによって、自然と和らいでいきます。
そして、その過程で、「自分が望む関係は何か」を見つめ直し、『自分の気持ち』を忠実に行動することが、未来の幸せへの扉を開くんです。
もちろん、あなたが今、『夫婦の距離感を変えること』や『自分の感情に気づくこと』を始めるのは、とても勇気が必要なことです。
けれど、あなたの人生は、あなた自身の中にあります。
「今」は、未来を変えるための大切な瞬間です。
耐えず、無理をせず、「ありのままの自分」を受けられる勇気を持ってください。
夫婦再構築は、あなたが生きやすくなるスタートラインに過ぎません。
もっとあなた自身が楽に生きられるよう、サポートいたします。
【自己肯定感心理学】で
あなたの傷ついた心を癒しながら..
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