【愛と信頼を育む】自律した夫婦の作り方

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夫婦で愛のある人生を

このブログでは

不倫されても夫が大好きな

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しなやかな自分軸で

愛を育む専門家

自己肯定感アカデミー認定講師

アドラー流メンタルトレーナー

登場人物

詩織:私(元作業療法士)
和恵:母(看護師)
誠:父(臨床工学技士)
聖:夫(自動車整備士)
幸:長男
花:長女

夏:不倫相手

目次

夫婦の境界線に悩むあなたへ

「私は一体、何のために生きているの?」
「私の存在意義って何だろう?」

そんな風な気持ちに悩まされていませんか?

夫の裏切りが続くと、自分の存在価値を疑いたくなりますよね。

実は、過去の私も【自分が生きる意味】や【夫婦とは何か】という考えに対して、悶々と悩んでいた時もありました。

本当は、
自律した考えを持ちたい、と思っているのにできない。
適度な距離感になりたい、と思っているのになれない。
それは、あなたが悪いわけではないんです。

この記事では、「夫婦の境界線って、どこからかわからない」という悩みに対して【近すぎない関係の大切さ】という話を心理学と脳科学的な観点から、解説していきます。

記事の後半では、
10年を超えるギャンブル依存症夫との共依存関係~半年間の不倫~さらに依存症スリップによる借金までされた私が、今現在の夫婦仲を獲得するまでに至った経緯と共に、

『夫婦とは..?』という実体験を含めてお話していきますので、最後まで、お読みいただけると嬉しいです。

近すぎない関係の大切さ

夫婦って、本当に距離感が難しい。
長年連れ添った夫婦はもちろん、信頼関係を築きたいと思う相手程、『近すぎる関係』が逆に愛情を壊していることを、意識出来ていないこともあるんです。

実は、心理学的視点から見ても、『距離感』って非常に重要な要素。
お互いの心の境界線が開放的な状態..つまり近すぎる状態は、安心感を抱くという以前に、過剰な依存や支配的な関係を高めてしまうこともあります。
逆に、『個人の空間』と『一定の距離』をおくことで、より安心と絆を深め、より深い信頼関係が築ける。
これは、脳科学的に見ても、『愛情ホルモン』と呼ばれるオキシトシンが分泌され、長期的な幸福感を得られやすいんです。

脳科学的な根拠で言えば、親密過ぎる関係では『扁桃体』が過剰に働きやすく、束縛などに走りやすい傾向。
逆に、適度な距離を保ちながら、お互いのプライバシーや感情を尊重できる関係は、前頭葉を活性化させるとともに、自己コントロールや感情のバランスを整える効果もあるんです。
結果として、『自分らしさ』や『安心感』といった、長期的に良好な関係を育む基盤となるんです。

結局の所、適度な距離を保つということは、『依存と自立』のバランスをとるカギとなっており、過剰な依存は自己肯定感を下げてしまう。
それは、ただの物理的な距離だけの話ではなく、自分自身..しいては夫婦・家族の自己肯定感を深める為の大切な要素だということなんです。

お互いを尊重し合う関係の秘訣

では、夫婦が良好な関係を築くために必要な要素とは、何だと思いますか?
その一つは、『自律』と『依存』のバランス。

心理学的研究によると、『自律』とは、『自分の価値観や感情を尊重し、自分の人生を自分で決める力』を意味します。
一方、『依存』とは、『味方に頼り、支え合うことで安心感を得る』ということ。
この二つのバランスが崩れると、以下のような問題が起きます。

自律し過ぎると..孤立感や無関心、または自己中心的となりやすく、相手に距離を感じさせる
依存し過ぎると..自己肯定感が低下し、相手の機嫌や感情に振り回されやすくなる

脳科学的に見ると..

自律している状態..前頭葉の働きが前向きで、自己制御や合理的な判断が可能となり、冷静な会話や意思決定がしやすくなる
過剰な依存の状態..扁桃体の過剰反応が増え、恐怖や不安が増大し、自己コントロールが働きにくいため、感情の爆発や誤った判断に陥りやすくなる

夫婦再構築をする上で、最も大切なのが、このバランスをとっていくことだということは、心理学的にも脳科学的にも明らかなんです。

過剰な依存の危険性

とは言え、不倫サレた後の妻は、常に疑心暗鬼。
夫の動きが全て疑わしく感じ、何もかもを管理したくなってしまう。
それは、大きな心の傷を負う【不倫】という出来事があったのだから、自然なこと。

けれど、その依存し過ぎの状態は、知らず知らずのうちに、あなたの心と脳に大きな負担をかけてしまうのです。
相手に依存し過ぎることは、一見、相手を支え、愛を育む良い行為のように見えますが、実はその裏に『自己喪失』や『精神的疲労』という危険性が潜んでいるんです。

脳に与える影響:扁桃体と前頭葉のバランス崩壊

夫の行動を過度に意識しすぎると、「自分には価値がない」「相手に認められたい」という不安や恐怖が扁桃体を刺激しやすくなります。
結果として、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌増加、慢性的な不安感や過敏性が身につきやすくなるんです。

そして、扁桃体の過剰反応により、前頭葉の働きが弱まり、『冷静な判断』や『自己コントロール』が出来なくなります。
結果として、常に不安や自己否定が絶えず、精神的な疲労を感じ続けるようになってしまいます。

心理的影響:自己肯定感の低下と自己否定の増加

相手に依存し過ぎることで、「自分は大切にされていない」と感じやすくなり、自己肯定感が低下し始めます。
そして、何か問題が起きた時、「自分には価値がない」「努力が足りない」自己否定に傾きやすくなります。

結果として、孤独感や無力感から、自分の人生や幸福感についての感覚が希薄になり始めるんです。
それは、徐々に「自分には何もできない」「もうどうしようもない」という思考を強化し、悪循環となってしまいます。

避けるべき行動:依存の危険パターンと対策

もし、ここまでの内容を見て、自分にも当てはまると思ったのだとしたら、以下の点に気を付けてください。

一人で迷い過ぎる:何でも「自分で出来る」と耐えた結果、心身ともに疲労してしまいます
相手に過剰に期待し過ぎる:期待=コントロールになり、互いに満足感が得られなくなります
自己否定をし過ぎる:心にダメージがあり、精神的な健康を大きく害してしまいます

対処法としては..下記の方法があります。

自己肯定感を高める:小さな成功や自分褒めを習慣化し、「自分は価値がある存在」と意識する
依存を避けて、自己の価値観を育てる:自分の好きなこと、やりたいことに集中し、『自分軸』をもって努力する
感情や欲求に気付く練習をする:日記を習慣化し、感情を客観的に見つめる時間を持つ

自律しつつ、愛を育むコツ

実は、不倫という事件があった夫婦が『愛』と『自律』を両立させることは、簡単なことではありません。
特に、長い関係の中で、自分を犠牲にしてきた経験や、依存や不信感による壁があると、より難しくなる。
でも実際に、心と行動を少しずつ調整していくことで、愛を育みながら自分らしさを取り戻すことは十分に可能なんです。

自分の時間を大切にする

自律と愛情を育むためには、『自分の時間や空間を確立する』ということが大切。
例えば、『毎日5分だけでいいから、自分の好きな時間を作る』ですとか、『趣味やセルフケアの時間を確保する』といったこと。
お風呂にゆったり入って、好きな音楽を聴いたり、読書や瞑想をするなど、心のリセットに繋がる時間を持つと、心のバランスが整います。

コミュニケーションは『伝える』だけではなく、『受け容れる』ことも大切

『自分の気持ちを正直に伝える』だけではなく、『意識的に相手の話を聴く、気持ちを理解しようとする』ということも大切。
例えば、「私はこう感じている」「私はこう思う」と、自分の素直な気持ちを伝えた上で、「あなたはどうしたいの?」相手の意見に耳を傾ける
そして、その答えをジャッジしようとせずに、受け容れる努力をするということで、徐々に良好なコミュニケーションが取れるようになります。

依存と自律のバランスを考える

お互いに頼るべき時に頼るのは、愛情表現の一つだということは忘れないでください。
例えば、『疲れた時はお互いに助け合う』『困った時は正直に”助けてほしい”と伝える』ということ。
この時、頼った後に感謝の言葉を伝えるだけではなく、「あなたが困った時は、伝えてね」と相手に対しての思いやりの気持ちを持つことが大切です。

自分の価値観を大切にする

自律しながら愛を育むためには、『自分の価値観を大切にする』ことも必須。
例えば、『週に一度は好きな趣味や好きな時間を持つ』『自分にとって大切なことを考える時間を持つ』といったこと。
自分の内側の声に耳を傾け、無理に相手に合わせるのではなく、『自分のペースで歩むこと』が、長く続く関係の秘訣です。

互いの心をオープンにする

心配や不安を感じたら、「私はこう思ってるけど、あなたがどう感じているの?」と聞いてみます。
そういった、お互いの気持ちを確認し合う時間を持つことで、関係が変わり始めます。
あなた自身が、自分を大切にしながら愛を育てようとするだけで、相手も変わるんです。
愛と自律はバランスをとることで、より居心地よく優しい関係になりますよ。

【これらから気付いた当時の思考の癖】

当時の私は、聖に対して強く依存・執着している状態でした。
聖がいなければ生きていけないとまで思い、聖に愛されないのなら生きている価値がないと思っていた。
かといって、ずっとそんな結婚生活だったのかと言えば、そうではなくて..

付き合う前から新婚当初は、そんな感じの依存関係だったけれど、結婚してからは急に自律し始めた。
聖に頼るだけ無駄だと勝手に諦め、自己犠牲を続けてきた。
そして、不倫されたら、再び依存が始まり、気付けば執着となり、聖の人生を雁字搦めにしていった。

そう..私は、そもそも他者との距離感をうまくとることが出来なかったんです。

【実体験】夫婦とは..?

2023年5月。
自分でバイトをし始めた聖は、以前よりもずっと自分の行動に責任を持っていた。

過去を見て、不安になるのは私。
もしこうなったら?と、過去に怯えるのは常に私。

聖は、

「それが普通だ。」
「俺が普通じゃない。」
「仕方ない。」
「否定されるのは慣れてる。」
「責めればいい。」

そう言うけれど..
今の聖を見ていないのは、きっと私なんだと思う。

被害者面をして優しくされる方が、格段に楽だから。
変わらない方が安心だから。

けれど、それじゃいけない。

とりあえず明日から、自分の思う【普通】を聖に押し付けることを減らす努力をしよう。
まずはそれからだ。

私の存在価値

夫婦ってなんだろう。

お互いを想い合い、信頼し合い、深い絆がある関係。
結婚当初は、そう思っていた。

不倫された時..
ギャンブル依存症のスリップ時..

私は何のためにいるのか。

家政婦?
同一生計者?
夫婦って何?

聖と同じだけ稼いでいるのに、明らかに自分の方が負担がかかる。
家事に育児。
毎日、自分の時間なんてないまま、あっという間に歳をとる人生。

そんな中、聖は2人で稼いだお金をギャンブルに使い果たし、一向に貯金は貯まらない。

何をしても結局は離れない。
自分に惚れ込んだ妻。

私が日常生活を精一杯過ごしていると、

「自分の居場所がない」
「自分が頼りにされない」
「恋愛がしたい」
「自分なんて必要とされていない」

そう思い込み、挙句の不倫..

私が一体何をしたの?
私の何が悪かったの?
ずっと尽くしてきた!
ずっと傍で支えてきた!

なのに、どうして?

私が一緒にいると、聖はダメになると本気で思いました。
私が隣にいることは、お互いの人生が共倒れすると本気で思いました。

けれど、その考え方自体が間違っていたのだと、今なら思います。

私の人生は私のもの。夫の人生は夫のもの。

聖が感じていた虚無感は、聖の問題であって私の問題ではない。
聖が選んできた人生の選択肢は、あくまでも聖自身の選択。

私は、十分に頑張ってきた。
母として妻として、自分が出来る最大限の努力を、その都度してきたじゃないか。
それを責める権利は、例え自分でもないんだ。

聖は、不倫後のスリップの借金で、沢山の後悔をしたと思う。
それでも、私とやり直したいと思った。
だから、自分で責任を取るために、私に頭を下げたんだ。

不倫の時もスリップの時も。

「ごめんなさい。」
「もう一度がないことは分かっているのに。」
「あと一度だけ。」
「本気で頑張るから。」
「変わるから。」

それからの聖は、変わろうとしている。
今度は私の番だ!

今まで色んなことがあっても離婚しなかったのは、私が選んできた人生。
聖を愛しているから。
それなら、その選択に後悔しないように、今出来る最大限のことをしよう。

夫婦ってなんだろう。

今ならこう思う。
お互いに自律して支え合う存在。

自律していたなら、

自己肯定感だの..
承認欲求だの..
共依存だの..

そんなものなんかに、苦しんだりしないだろう。

共に生きよう。
自律した存在として。

【今の私たちの関係性】

正直、今の私たちの関係性って、依存と自律のバランスで言うと、『自律』の方に大きく傾いている気はします。
そうすることでしか、聖の課題の分離が出来なかったんです。

聖は、20年続く依存症気質。
私が少しでも近付き過ぎると、依存症者ー共依存症者としてのズブズブの関係性になってしまう。
だから、意図的に『自律』の方に傾くようにしました。

でも、聖から頼ってくれたり、近寄ってくれた時は、拒否はしません。
愛情表現はもちろん、辛さや悲しさを訴えてきた時も、しっかり寄り添う。
私自身も、限界を迎えるまで、自分に鞭打つことはしない。
そうすることで、夫婦の『愛と信頼』を育みながら、自律していったんです。

まとめ:夫婦の距離感は幸せの始まり

いかがでしたでしょうか?

上記にもある様に、私たち夫婦の関係性は、少し特殊とも言えます。
私自身、依存症家族である以上、夫婦の距離感というものに、いつも悩まされてきました。
沢山の紆余曲折を経て、今の状態がベストだという所に辿り着いたんです。

夫婦の関係性は、『愛』『信頼』『自律』『依存』
全てのバランスは、夫婦の数だけあると思います。

大切なのは、

夫婦其々が、「自分の人生は自分次第」と信じることが出来、必要な時に頼ることが出来ること
ムリし過ぎずに「今、自分は困っている」と、正直に伝える勇気を持つこと
互いの自主性を尊重しながらも、決して無理をしないこと

『自律』とは、自分の感情屋価値観を尊重し、自分の人生の主体性・責任を持つこと
『依存』とは、相手に頼る安心感や支え合いのこと

どちらも夫婦関係には必要なモノ。
このバランスをとることが、お互いを尊重しながら、長く続く夫婦の関係性を気付く秘訣です。

あなたも、「自分に出来ること」「夫に求めること」を意識してみませんか?
それが、深い信頼と愛情を育む土壌になります。

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この記事を書いた人

夫に不倫されて晴天の霹靂...
自分を責めてしまう女性へ。

何かに依存する人生から卒業して
自立して過ごせる方法を
お伝えします。

今を大切にする考え方で、
人生最大の困難を明るい未来へ。

・アドラー流メンタルトレーナー
・HSPカウンセラー
・作業療法士

私自身も、HSP気質であり
ACの過去を持ち、
共依存・カサンドラ症候群
という人生でした。

今、10年以上苦しんだ
夫との関係性を修復し
実体験から編み出した講座で
過去の私と同じ苦しみを
抱く女性に心理学を
お伝えしています。

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